青い鳥

(あおいとりよああ)

青い鳥よ ああ

(やさしくないてそっとつつんで)

優しく鳴いて そっと包んで

(ときにやみをかなしくなげいて)

時に闇を悲しく嘆いて

(すっとおとしてわらった)

すっと堕として 笑った

(ひどくよわったぼくはいま)

ひどく弱った僕は今

(ひかりにふれるゆとりすら)

光に触れるゆとりすら

(なくなってしまった)

なくなってしまった

(こさじ１ぱいのあいろにー)

小さじ1杯のアイロニー

(がんじがらめにしてはなさない)

がんじがらめにして離さない

(あのことばひとことが)

あの言葉 一言が

(ぼくからえがおをけして)

僕から笑顔を消して

(なきそうなぼくからなみだうばって)

泣きそうな僕から涙奪って

(こわれてくかんじょうは)

壊れてく 感情は

(もうなにもかんじなくなってしまった)

もう何も感じなくなってしまった

(きみがそうしたんだ)

君がそうしたんだ

(あおいとりよああ)

青い鳥よ ああ

(そのすがたさえみるのもいやになった)

その姿さえ見るのも嫌になった

(うさばらしにはぼくのような)

憂さ晴らしには僕のような

(きよわなやつがいいたーげっと)

気弱なやつが良いターゲット

(ほらまたはじまる)

ほらまた 始まる

(たのしいねがてぃぶきゃんぺーん)

楽しいネガティブキャンペーン

(はきけをおさえきょうもつぶやいた)

吐き気を抑え今日もつぶやいた

(おとけしてもめをとじても)

音消しても 目を閉じても

(あたまんなかちらかしていく)

頭ん中散らかしていく

(みだしていくとどくことのないさけび)

乱していく 届くことのない叫び

(ぼくなんかぼくなんか)

僕なんか 僕なんか

(もういなくなってしまってもいいと)

もういなくなってしまってもいいと

(たたずむふみきりまえ)

佇む踏切前

(せかいはしらんぷりしながら)

世界は知らんぷりしながら

(ぼくだけおいて)

僕だけ置いて

(きみはのうのうといきていて)

君はのうのうと生きていて

(ふびょうどうだな)

不平等だな

(あのことばひとことで)

あの言葉 一言で

(どれほどこころすりきって)

どれほど心擦り切って

(ほんとならわらえたひもつぶれちゃって)

ほんとなら笑えた日も潰れちゃって

(かえしてよへいぼんを)

返してよ 平凡を

(しあわせにすごせたはずのひびを)

幸せに過ごせたはずの日々を

(ぜんぶきみのせいで)

全部君のせいで