カルペディエム

(ほらまた)

ほらまた

(いつもとおなじことくりかえしてめをとじる)

いつもと同じこと繰り返して目を閉じる

(ただただよわく)

ただただ弱く

(せなかをおいかけることすらままならない)

背中を追いかけることすら儘ならない

(つよがってこわれて)

強がって壊れて

(こっそりとひっそりと)

こっそりとひっそりと

(いきていくぼくらだけど)

生きて行く僕らだけど

(じぶんですらだれからにげてるのかわからなかった)

自分ですら誰から逃げてるのか分からなかった

(だれになにいわれようが)

誰に何言われようが

(このみうごかすのはぼくらだから)

この身動かすのは僕らだから

(なにもおそれずつきすすめ)

何も恐れず突き進め

(だれになにいわれようが)

誰に何言われようが

(せいかいなんてひとつじゃない)

正解なんて一つじゃない

(むねをはってどまんなかつきすすもう)

胸を張ってど真ん中突き進もう

(もういいかいまだだよ)

「もういいかい？」「まだだよ」

(とくりかえしてなんかいめ)

と繰り返して何回目？

(ゆらゆらさまよいあるいたって)

ゆらゆら彷徨い歩いたって

(どこにもたどりつけやしない)

どこにも辿り着けやしない

(めをつむってしまえばなにもみえないから)

「目を瞑ってしまえば何も見えないから

(もうこわいものなんてないでしょ)

もう怖いものなんてないでしょ？」

(なんてばかげている)

なんて馬鹿げている

(あしもとすらみえず)

足元すら見えず

(ちいさないしころにすらころんでしまう)

小さな石ころにすら転んでしまう

(このめでせかいをみる)

この目で世界を見る

(ただそれだけでいい)

ただそれだけでいい

(それだけでいいとおもえた)

それだけでいいと思えた

(あしたいるかわかんないきみだからこそ)

明日いるか分かんない君だからこそ

(こころからいとおしくおもえるのだ)

心から愛おしく思えるのだ

(さあわらえ)

さあ笑え

(そらをとぶとりのように)

「空を飛ぶ鳥のように」

(うみをおよぐさかなのように)

「海を泳ぐ魚のように」

(なんてよくこのみもちながらいえたもんだ)

なんてよくこの身持ちながら言えたもんだ

(にんげんなんてどこにいたって)

人間なんてどこにいたって

(うえをむいてしまういきものだから)

上を向いてしまう生き物だから

(なにがあるかわかんない)

何があるか分かんない

(このすばらしいせかいだからこそ)

この素晴らしい世界だからこそ

(いきるいみがあるのだとおもう)

生きる意味があるのだと思う

(かわりなんてない)

代わりなんてない

(ぼくらそれぞれがしゅじんこうだから)

僕らそれぞれが主人公だから

(むねはってどまんなか)

胸張ってど真ん中

(つきすすめほら)

突き進め　ほら