1461日

(せかいはかわんない)

「世界は変わんない」

(なんていったところで)

なんて言ったところで

(それはあなたが)

「それはあなたが

(かわらないからなんだよって)

変わらないからなんだよ」って

(せいろんかえしてくるもうひとりのじぶんに)

正論返してくるもうひとりの自分に

(しつもんしていいかな)

質問していいかな

(で、あなたがなりたいじぶんは)

「で、あなたがなりたい自分は

(どんなひとですか？)

どんな人ですか？」

(じもんじとうむだにしすぎちゃって)

自問自答無駄にしすぎちゃって

(けっきょくじぶんみうしなってる)

結局自分見失ってる⋯

(でも)

でも

(ぼくはきみをみてると)

僕は君を見てると

(なみだがでちゃうんだよ)

涙が出ちゃうんだよ

(たたかうきみのすてーじはいつも)

戦う君のステージはいつも

(きみそのものがむきだしになる)

君そのものがむき出しになる

(つよさもよわさも)

強さも弱さも

(そんなきみのすがたは)

そんな君の姿は

(やっぱりうつくしい)

やっぱり美しい

(さいきんはぜんぜんやすみもとれてないけれど)

最近は全然休みも取れてないけれど

(しごとがあるってことはありがたいことで)

仕事があるってことはありがたいことで

(だけどそろそろのこりのじんせい)

だけどそろそろ残りの人生

(ぎゃくさんしながらてれびみながら)

逆算しながらテレビ観ながら

(あとなんじゅっかい)

あと何十回

(さくらのはなみれるかなって)

桜の花見れるかなって

(すべてのいのちにおわりがある)

すべての生命に終わりがある

(そんなあたりまえが)

そんな当たり前が

(ちょっとね)

ちょっとね⋯

(でも)

でも

(ぼくはきみをみてると)

僕は君を見てると

(ゆうきがでちゃうんだよ)

勇気が出ちゃうんだよ

(せんよんひゃくろくじゅういちにち)

1461日

(ひとしれずつみかさねたものが)

人知れず積み重ねたものが

(あふれだしてしまうから)

あふれ出してしまうから

(いまきみはなにをみつめながら)

いま君は何を見つめながら

(たたかってるの？)

戦ってるの？

(うれしいなそのあせが)

うれしいな　その汗が

(うれしいなそのえがお)

うれしいな　その笑顔

(ときにはじぶんにかてることも)

時には自分に勝てることも

(ときにはまけることもあるけど)

時には負けることもあるけど

(きみはきみをかえた)

君は君を変えた

(ぼくはきみをみてると)

僕は君を見てると

(なみだがでちゃうんだよ)

涙が出ちゃうんだよ

(たたかうきみがおしえてくれた)

戦う君が教えてくれた

(ただひとつかえられることがある)

ただひとつ変えられることがある

(ぼくはぼくをかえられる)

「僕は僕を変えられる」

(さぁいこう)

さぁ　行こう

(きみがみせてくれた)

君が見せてくれた

(しんせかいへ)

新世界へ

(もういかなくちゃ)

もう　行かなくちゃ