ゴーストバスター

(みぎもひだりもさきもみえないきょうふにおびえてすごしていたら)

右も左も先も見えない恐怖に怯えて過ごしていたら

(はぐるまのようなじんせいにまひしてしまっているぼくがいた)

歯車のような人生にマヒしてしまっている僕がいた

(とけいのはりをただみつめているもけいのなかでのせいかつはもう)

時計の針をただ見つめている模型の中での生活はもう

(ためいきばかりでいきをしてさめきったひびにしびれをきらしてる)

ため息ばかりで息をして冷めきった日々にしびれを切らしてる

(いずれゆめはかなうのかそんなふあんにかられて)

いずれ夢は叶うのかそんな不安に駆られて

(しょうもないよな)

しょうもないよな

(まわりのこえにころされてぼくは)

周りの声に殺されて僕は

(ゆめをみうしなうぼうれいになりくさってしまいそうだ)

夢を見失う亡霊になり腐ってしまいそうだ

(いいたいやつらにはかってにいわせておけばいいさ)

言いたい奴らには勝手に言わせておけばいいさ

(おまえのことばでぼくはきょうもいきてる)

お前の言葉で僕は今日も生きてる

(ひさしぶりにあったあいつはみいらとりがみいらになっていた)

久しぶりに会ったあいつはミイラ取りがミイラになっていた

(ゆめもきぼうもわすれたっていったっておまえじゃないみたいだ)

夢も希望も忘れたって言ったってお前じゃないみたいだ

(どうせならいっしょにもういっかいがんばってみないか？)

どうせなら一緒にもう一回頑張ってみないか？

(こんなたよりないぼくでもおまえをいきかえらせてやりたいんだ)

こんな頼りない僕でもお前を生き返らせてやりたいんだ

(ゆめをあきらめたむかんじょうなひょうじょう)

夢をあきらめた無感情な表情

(じぶんとじかんをひきかえにしてただただしぬのをまってる)

自分と時間を引き換えにしてただただ死ぬのを待ってる

(まさしくぼうれいのようだ)

まさしく亡霊のようだ

(がれきのなかでうずくまるきみは)

瓦礫の中でうずくまる君は

(ゆめをいつわりのかんじょうのなかむいしきにかくしていた)

夢を偽りの感情の中無意識に隠していた

(こころのさけびをごまかしていてはいつのまにか)

心の叫びをごまかしていてはいつの間にか

(じぶんのいきてるいみすらわすれてしまうよ)

自分の生きてる意味すら忘れてしまうよ

(まわりのこえにまかされてきみが)

周りの声に魔かされて君が

(ゆめをみうしなうぼうれいになりくさってしまうまえに)

夢を見失う亡霊になり腐ってしまう前に

(いいたいやつらにはかってにいわせておけばいいさ)

言いたい奴らには勝手に言わせておけばいいさ

(こんどはぼくがおまえをすくってあげるよ)

今度は僕がお前を救ってあげるよ