夜になったら耿十八は

(とうのあんたはよるのむこう)

当のあんたは夜の向こう

(いきたえたらまさしくひとりずもう)

息絶えたら正しく独り相撲

(かけつけいっぱいくれないか)

駆けつけ一杯くれないか？

(かけあしでかえってきためいど)

駆け足で還ってきた冥土

(ともだちごっこをしているみたいで)

友達ごっこをしているみたいで

(なんだかむなしいよるでした)

なんだか虚しい夜でした

(みずをそそぐようなじゅんなけいあいも)

水を注ぐような純な敬愛も

(ぜんぶがばかばかしくなった)

全部が馬鹿馬鹿しくなった

(にくさでちをはっていよう)

憎さで地を這っていよう

(ひととしておとるわれはむくろ)

人として劣る我は骸

(どうにかしてふれないで)

どうにかして触れないで

(ただこうしてむしばまれるこころ)

ただこうして蝕まれる心

(いいひとぶってるあいつのすがたを)

いい人ぶってるあいつの姿を

(はくちゅうのもとさらしあげて)

白昼の元晒し上げて

(やつざきにでもしてやりたい)

八つ裂きにでもしてやりたい

(のになにのぼろもでない)

のに何の襤褸も出ない

(すりーぴんぐらぶりー)

Sleeping Lovely

(ただそうぞうじょうのふぁんたじー)

ただ想像上のfantasy

(あてずっぽうてんきよほう)

当てずっぽう天気予報

(まちがってもいいかきょうだい)

間違ってもいいか兄弟？

(すりーぴんぐらぶりー)

Sleeping Lovely

(まだそうぞうじょうのふぁんたじー)

まだ想像上のfantasy

(はんにんさがししたいなら)

犯人探ししたいなら

(かがみでもみればきょうだい)

鏡でも見れば兄弟？

(きがついたらしょしょのころ)

気がついたら処暑の頃

(あわれにもなくしたかえるばしょ)

哀れにも失くした帰る場所

(ひきさかれたああむざん)

引き裂かれた ああ、無残

(ひとでなしじゅんしんなんかはない)

ひとでなし 純真なんかは無い

(いいひとぶってるじぶんのすがたが)

良い人ぶってる自分の姿が

(なんだかあいつみたいでした)

なんだかあいつみたいでした

(やつざきにでもしてやりたい)

八つ裂きにでもしてやりたい

(のはほんとうはこっちみたい)

のは、本当はこっちみたい

(すりーぴんぐらぶりー)

Sleeping Lovely

(ただそうぞうじょうのふぁんたじー)

ただ想像上のfantasy

(あてずっぽうてんきよほう)

当てずっぽう天気予報

(まちがってもいいかきょうだい)

間違ってもいいか兄弟？

(すりーぴんぐらぶりー)

Sleeping Lovely

(まだそうぞうじょうのふぁんたじー)

まだ想像上のfantasy

(はんにんさがししたいなら)

犯人探ししたいなら

(かがみでもみればきょうだい)

鏡でも見れば兄弟？

(じょうどにいくぜにがたりない)

浄土に行く銭が足りない

(まったくもってあんたのいうとおり)

全くもってあんたの言う通り

(めいどのみやげにはどうか)

冥土の土産にはどうか

(あいをあいをあいを)

愛を 愛を 愛を

(すりーぴんぐらぶりー)

Sleeping Lovely

(ただそうぞうじょうのふぁんたじー)

ただ想像上のfantasy

(あてずっぽうてんきよほう)

当てずっぽう天気予報

(まちがってもいいかきょうだい)

間違ってもいいか兄弟？

(すりーぴんぐらぶりー)

Sleeping Lovely

(まだそうぞうじょうのふぁんたじー)

まだ想像上のfantasy

(はんにんさがししたいなら)

犯人探ししたいなら

(かがみでもみればきょうだい)

鏡でも見れば、兄弟？