麒麟の子

(みっつかぞえるからそのあいだに)

みっつ数えるから　その間に

(ならばなくちゃだめなこです)

並ばなくちゃ　ダメな子です

(ただじゅうじゅんなだけでいなさい)

ただ従順な　だけでいなさい

(なんのぎもんもいだかずに)

何の疑問も　抱かずに

(こうかふこうかしくまれてるってきづいたんだ)

幸か不幸か　仕組まれてるって　気づいたんだ

(ききわけいいこがだれにとってつごうがいいのか)

聞き分け良い子が誰にとって　都合がいいのか

(かいならされていたきりんがたかいさくをとびこえた)

飼い慣らされていた麒麟が　高い柵を飛び越えた

(ｗｏｎｄｅｒｃｈｉｌｄ！かぎりないそうげんを)

Wonder Child！限りない草原を

(しらないままのぼくらは)

知らないままの僕らは

(こんなにもよごれきったよのなかを)

こんなにも　汚れきった世の中を

(ありがたそうにいきてる)

有り難そうに生きてる

(おうごんのたてがみをなびかせた)

黄金の　たてがみをなびかせた

(ゆうきあるはみだしものよ)

勇気ある　はみ出し者よ

(こんなにもむなしいじだいでこそ)

こんなにも　虚しい時代でこそ

(たましいのかぎりさけべｗｅ’ｒｅｗｏｎｄｅｒｃｈｉｌｄ！)

魂の限り叫べWe're Wonder Child!

(やっとわかったのねさからうほど)

やっとわかったのね　逆らうほど

(こどくになるだれもきみの)

孤独になる　誰も君の

(みかたになんてなりはしないよ)

味方になんて　なりはしないよ

(いたんじなんていらないの)

異端児なんて　いらないの

(みぎむけみぎでひだりをむいてたしかめてんだ)

右向け右で　左を向いて　確かめてんだ

(みんなにみえてることだけがしんじつじゃない)

みんなに見えてることだけが　真実じゃない

(かいならしたはずのきりんはくさりちぎりこういった)

飼い慣らしたはずの麒麟は　鎖ちぎりこう言った

(ｗｏｎｄｅｒｃｈｉｌｄ！にごったそのひとみに)

Wonder Child!濁ったその瞳に

(ひとつでもすくいがあれば)

ひとつでも　救いがあれば

(こんなにもくさりきったよのなかも)

こんなにも　腐りきった世の中も

(すてたもんじゃないだろう)

捨てたもんじゃないだろう

(ついてこいたてがみをかくさずに)

ついて来い　たてがみを隠さずに

(ゆうきあるはみだしものよ)

勇気ある　はみ出し者よ

(こんなにもひろいそらのしたで)

こんなにも　広い空の下で

(おまえはもうじゆうだｗｅ’ｒｅｗｏｎｄｅｒｃｈｉｌｄ！)

お前はもう自由だWe're Wonder Child!

(とがればとがるほどつきささる)

尖れば尖るほど突き刺さる

(そのいたみをつよさにかえて)

その痛みを　強さに変えて

(ｗｏｎｄｅｒｃｈｉｌｄ！かぎりないそうげんを)

Wonder Child!限りない草原を

(しらないままじゃぼくらは)

知らないままじゃ僕らは

(こんなにもよごれきったよのなかで)

こんなにも　汚れきった世の中で

(しんだようにいきるだけ)

死んだように生きるだけ

(めをさませたてがみをかくしてる)

目を覚ませ　たてがみを隠してる

(ゆうきあるはみだしものよ)

勇気ある　はみ出し者よ

(てんたかくそらにほえてみるんだ)

天高く　空に吠えてみるんだ

(たましいのかぎりさけべｗｅ’ｒｅｗｏｎｄｅｒｃｈｉｌｄ！)

魂の限り叫べWe're Wonder Child!