Uru/あなたがいることで

(どんなことばで)

どんな言葉で

(いまあなたにつたえられるだろう)

今あなたに伝えられるだろう

(ぶきようなぼくだけど)

不器用な僕だけど

(ちゃんとあなたにとどくように)

ちゃんとあなたに届くように

(あしたがみえなくなって)

明日が見えなくなって

(しんじることがこわくなって)

信じることが怖くなって

(かこをくやんではせめたりもしたけれど)

過去を悔やんでは責めたりもしたけれど

(ぼくをあいしつづけてくれたひと)

僕を愛し続けてくれた人

(もしもあしたせかいがおわっても)

もしも明日世界が終わっても

(あえないひびがつづいたとしても)

会えない日々が続いたとしても

(ぼくはずっとあなたをおもうよ)

僕はずっとあなたを想うよ

(あのひぼくにくれたあなたのえがおが)

あの日僕にくれたあなたの笑顔が

(いきるちからとゆうきをくれたんだ)

生きる力と勇気をくれたんだ

(ほしがみえないこどくなよるでも)

星が見えない孤独な夜でも

(あなたがいるただそれだけで)

あなたがいるただそれだけで

(つよくなれる)

強くなれる

(めがあえばわらって)

目が合えば笑って

(いっしょにいればたのしくて)

一緒にいれば楽しくて

(ともにすごしたまいにちは)

共に過ごした毎日は

(かけがえのないものだった)

かけがえのないものだった

(むかいかぜがつめたくて)

向かい風が冷たくて

(わすれてしまいそうになるけど)

忘れてしまいそうになるけど

(とおりすぎてきたなにげないひびのなかに)

通り過ぎてきた何気ない日々の中に

(ぼくらのしあわせはたしかにあった)

僕らの幸せは確かにあった

(もしもあけないよるのなかで)

もしも明けない夜の中で

(ひとりしずかにないているのなら)

一人静かに泣いているのなら

(あなたがぼくをしんじてくれたように)

あなたが僕を信じてくれたように

(つぎはぼくがそのてをつよくにぎるから)

次は僕がその手を強く握るから

(きずつくことからにげていた)

傷つくことから逃げていた

(このこころうごかすのは)

この心動かすのは

(よわさをみせないあなたが)

弱さを見せないあなたが

(はじめてみせたなみだ)

初めて見せた涙

(いつかぼくにはなしてくれた)

いつか僕に話してくれた

(あなたがえがいたみらいのなかに)

あなたが描いた未来の中に

(ぼくらいっしょにいられるように)

僕ら一緒にいられるように

(あなたがいることでどんなあしたも)

あなたがいることでどんな明日も

(あるいていけるひかりになるから)

歩いていける光になるから

(ほしがみえないこどくなよるでも)

星が見えない孤独な夜でも

(しんじられるぼくらまたここで)

信じられる僕らまたここで

(わらえるひを)

笑える日を