夜よ明けないで/B'z

(よるよあけないでそばにいてまよえるこころをねむらせて)

夜よ明けないで そばにいて 迷える心を眠らせて

(もうすこしあともうすこしだけ)

もう少し あともう少しだけ

(つないでるゆびさきでかたりあって)

繋いでる指先で 語りあって

(ふたりしてなもしらぬせいざをみてる)

ふたりして 名も知らぬ 星座を見てる

(さいごのふらいとまでみおくったなら)

最後のフライトまで 見送ったなら

(せつないかえりみちをふさいでしまおう)

せつない帰り道を 塞いでしまおう

(よるよあけないでそばにいてだまってぼくらだけつつんでよ)

夜よ明けないで そばにいて 黙って僕らだけ包んでよ

(なにもかもつよくだけるまでまよえるこころをねむらせて)

なにもかも強く抱けるまで 迷える心を眠らせて

(もうすこしあともうすこしだけ)

もう少し あともう少しだけ

(これいじょうすすめないだんがいにたって)

これ以上進めない 断崖に立って

(ふたりしてらちもあかぬあいをかわす)

ふたりして 埒もあかぬ 愛をかわす

(とどまれないときにまみれながら)

とどまれない時に まみれながら

(いつしかきみはぼくをわすれるだろう)

いつしか君は僕を 忘れるだろう

(よるよあけないでそばにいてだまってぼくらだけつつんでよ)

夜よ明けないで そばにいて 黙って僕らだけ包んでよ

(いまをきりとってとじこめよううるわしいおもいだけそのままに)

今を切り取って 閉じ込めよう 麗しい想いだけそのままに

(もうすこしあともうすこしだけ)

もう少し あともう少しだけ

(いつまでつづくのこのこうようかん)

いつまで続くの この高揚感

(あさひにおわれるようなしょうそうかん)

朝日に追われるような 焦燥感

(だれかをきずつけみたすじが)

誰かを傷付け満たす自我

(いつでもあしたのぼくらはきが)

いつでも明日の僕らは飢餓

(さくことはかんきちることはたんび)

咲くことは歓喜 散ることは耽美

(すべてはひとつにかさなりあって)

すべては一つに重なり合って

(みちをみいだすこのよあけまえ)

道を見いだすこの夜明け前

(よるよあけないでそばにいてだまってぼくらだけつつんでよ)

夜よ明けないで そばにいて 黙って僕らだけ包んでよ

(なにもかもつよくだけるまでまよえるこころをねむらせて)

なにもかも強く抱けるまで 迷える心を眠らせて

(あすもきみをあいしていられるようにみちなきみちをゆくゆうきをくれ)

明日も君を愛していられるように 道なき道を行く 勇気をくれ

(もうすこしあともうすこしだけ)

もう少し あともう少しだけ