HEART SNOW～心に降る雪～

(かたちのないしあわせばかりが)

形の無い幸せばかりが

(きれいにうつるとこしえのまち)

綺麗に映る　とこしえの街

(まどのそとはあしばやにさるあつぎをしたいえじのひと)

窓の外は足早に去る　厚着をした家路の人

(たそがれのこえとこどくをかかえて)

黄昏の声と孤独を抱えて

(あなたがふいになげかけたとい)

あなたが不意に　投げかけた問い

(じぶんらしさって？)

“自分らしさって？”

(ぼくはだまっていた)

僕は黙っていた

(「こころにふるゆきにめをこらしみつめてごらんよ」)

「心に降る雪に目を凝らし見つめてごらんよ」

(ふしぎなほどうたがきこえる)

不思議な程　唄が聴こえる

(かなしみはまるでてにおちるこなゆきのように)

悲しみはまるで　手に落ちる粉雪のように

(きえてはまたつもりはじめた)

消えてはまた積もり始めた

(きずなのないあどれすばかりを)

絆のないアドレスばかりを

(ふやしていたいつかのふゆ)

増やしていた　いつかの冬

(ときはいつもこころのない)

時はいつも　心の無い

(やりとりからにがしてくれない)

やり取りから逃がしてくれない

(ぼくたちはきょうもしごとにおわれて)

僕たちは今日も仕事に追われて

(あなたがつくるゆうしょくのあじ)

あなたが作る夕食の味

(それすらわすれてすれちがうきねんび)

それすら忘れて　すれ違う記念日

(はじめからないものをみつけるたびにさよならを)

初めからないモノを　見つける旅にサヨナラを

(さがしものはてもとにあるさ)

探し物は　手元にあるさ

(いきることにいみをみつけてくれたこのこいに)

生きる事に意味を見つけてくれたこの恋に

(あなたはどんななまえをつける？)

あなたはどんな名前をつける？

(ぼくはあなたになにひとつやくそくはできないけれど)

僕はあなたに何一つ　約束はできないけれど…

(「うまれてくれてありがとう)

「生まれてくれてありがとう…

(あなたがすきだよ」)

あなたが好きだよ」

(「こころにふるゆきにめをこらしみつめてごらんよ」)

「心に降る雪に目を凝らし見つめてごらんよ」

(ふしぎなほどうたがきこえる)

不思議な程　唄が聴こえる

(かなしみはまるでてにおちるこなゆきのように)

悲しみはまるで手に落ちる粉雪のように

(きえてはまたつもりはじめた)

消えてはまた積もり始めた

(みつめているよ)

見つめているよ

(このゆきのように)

この雪のように…