福耳の子供

(ふくみみのこどもが)

福耳の子供が

(いつもわたしをさそう)

いつも私を誘う

(がっこうのかえりみち)

学校の帰り道

(まがりかどをまがると)

曲がり角を曲がると

(ぼくはしあわせよぶこども)

僕は幸せ呼ぶ子供

(ぼくがついていれば)

僕がついていれば

(おねえさんいつもしあわせ)

お姉さん　いつも幸せ

(それがこどものいいわけ)

それが子供の言い訳

(ふくみみのことぴくにっく)

福耳の子とピクニック

(おむすびがころがり)

おむすびが転がり

(ふくみみのこもころがる)

福耳の子も転がる

(「おかしいね」ってわらうと)

「おかしいね」って笑うと

(ぼくはしあわせよぶこども)

僕は幸せ呼ぶ子供

(ぼくがついていれば)

僕がついていれば

(おねえさんいつもしあわせ)

お姉さん　いつも幸せ

(それがこどものいいわけ)

それが子供の言い訳

(ふくみみのこどもみみたぶたらして)

福耳の子供　耳たぶたらして

(ふくみみのこどもしあわせをはこぶよ)

福耳の子供　幸せを運ぶよ

(ふくみみのこをおうちに)

福耳の子をお家に

(おきざりにしてきたら)

おきざりにしてきたら

(だいじにしてたおにんぎょう)

大事にしてたお人形

(もやされてしまった)

燃やされてしまった

(ぼくはしあわせよぶこども)

僕は幸せ呼ぶ子供

(ぼくをおいてゆくと)

僕をおいてゆくと

(おねえさんふこうになるよ)

お姉さん　不幸になるよ

(それがこどものなきごと)

それが子供の泣きごと

(ふくみみのこどもみみたぶたらして)

福耳の子供　耳たぶたらして

(ふくみみのこどもしあわせをはこぶよ)

福耳の子供　幸せを運ぶよ

(ふくみみのこどもがわたしをまっているから)

福耳の子供がわたしを待っているから

(まちへおどりにゆくのも)

街へ踊りにゆくのも

(とおまわりしていきましょう)

遠回りして行きましょう

(だけれどどこへにげたって)

だけれど　どこへ逃げたって

(にげたそのまちのどこかで)

逃げたその街の　どこかで

(ふくみみのこがわらう)

福耳の子が笑う

(「あそぼうよ」ってほほえむ)

「遊ぼうよ」ってほほえむ

(ふくみみのこどもみみたぶたらして)

福耳の子供　耳たぶたらして

(ふくみみのこどもしあわせをはこぶ)

福耳の子供　幸せを運ぶ

(ふくみみのこどもみみたぶたらして)

福耳の子供　耳たぶたらして

(ふくみみのこどもかるでらをあゆむよー)

福耳の子供　カルデラを歩むヨー

(ふくみみのこがあそびたいって)

福耳の子が遊びたいって

(ついていってしまおうか)

ついていって　しまおうか

(おもったりするけど)

思ったりするけど

(おもうけど)

思うけど