ギラギラ　吉川晃司

(ぎらぎんぎらたいようよめがみよあいよ)

ギラギンギラ太陽よ　女神よ　愛よ

(ぎらぎんぎらもえろよあくまのように)

ギラギンギラ燃えろよ　悪魔のように

(ぎらぎんぎら)

ギラギンギラ

(ああいきているこのせつな)

ああ生きているこの刹那

(かわいたむねかきむしるがらすのひび)

渇いた胸掻きむしる　ガラスの日々

(もうかくすなよほしいもの)

もう隠すなよ欲しいもの

(いたずらになぐさめのゆめなどゆるせない)

いたずらに慰めの夢など許せない

(きりがないこえをあげつまさきにｋｉｓｓして)

きりがない声をあげ　爪先にKISSして

(こころなんかこわれろただあついあついはだがほしい)

心なんか　壊れろ　ただ熱い熱い肌が欲しい

(そうきんだんのかじつだとしりながら)

そう　禁断の果実だと知りながら

(おれたちはてをぬらすのさ)

俺達は　手を濡らすのさ

(いいわけのといきならくちびるまでかんで)

言い訳の吐息なら　唇まで咬んで

(なみだなんかちぎれろ)

涙なんか　ちぎれろ

(かぜのなかふるえるからだよあいよなつになれ)

風のなか　震えるからだよ　愛よ夏になれ

(ぎらぎんぎらたいようよはげしくだいて)

ギラギンギラ太陽よ　激しく抱いて

(はかなさにもえろよけもののように)

はかなさに燃えろよ　獣のように

(もっとつみももっとばつもうけいれてみせよう)

もっと罪も　もっと罰も　受け入れてみせよう

(とげのあるはなたばも１０００かいでもだいて)

棘のある花束も　１０００回でも抱いて

(いたみなんかやぶれろ)

痛みなんか　破れろ

(そうねがいきみのてをひいたずっとなつのまま)

そう願い　君の手をひいた　ずっと夏のまま

(ぎらぎんぎらたいようよめがみよあいよ)

ギラギンギラ太陽よ　女神よ　愛よ

(せつなさにもえろよあくまのように)

せつなさに燃えろよ　悪魔のように

(ぎらぎんぎらたいようよはげしくだいて)

ギラギンギラ太陽よ　激しく抱いて

(はかなさにもえろよめまいのままに)

はかなさに燃えろよ　幻惑（めまい）のままに

(どんなつみもどんなばつもうけいれてみせよう)

どんな罪も　どんな罰も　受け入れてみせよう