Brave Song

(いつもひとりであるいてた)

いつもひとりで歩いてた

(ふりかえるとみんなはとおく)

振り返るとみんなは遠く

(それでもあたしはあるいた)

それでもあたしは歩いた

(それがつよさだった)

それが強さだった

(もうなにもこわくないそうつぶやいてみせる)

もう何も恐くない そう呟いてみせる

(いつかひとはひとりになっておもいでのなかにいきてくだけ)

いつか人は一人になって 思い出の中に生きてくだけ

(こどくさえあいしわらってられるように)

孤独さえ愛し笑ってられるように

(あたしはたたかうんだなみだなんてみせないんだ)

あたしは戦うんだ 涙なんて見せないんだ

(いつもひとりであるいてた)

いつもひとりで歩いてた

(いくさきにはがけがまってた)

行く先には崖が待ってた

(それでもあたしはあるいたつよさのしょうめいのため)

それでもあたしは歩いた 強さの証明のため

(ふきつけるつよいかぜあせでしゃつがはりつく)

吹きつける強い風 汗でシャツが張りつく

(いつかわすれてしまえるならいきることそれはたやすいもの)

いつか忘れてしまえるなら 生きることそれはたやすいもの

(ぼうきゃくのかなたへとおちていくなら)

忘却の彼方へと落ちていくなら

(それはにげることだろう)

それは逃げることだろう

(いきたいみすらきえるだろう)

生きた意味すら消えるだろう

(かぜはやがてないでたあせもかわいて)

風はやがて凪いでた 汗も乾いて

(おなかがすいてきたななにかあったっけ)

お腹が空いてきたな なにかあったっけ

(にぎやかなこえとともにいいにおいがやってきた)

賑やかな声と共にいい匂いがやってきた

(いつもひとりであるいてたみんながまっていた)

いつもひとりで歩いてた みんなが待っていた

(いつかひとはひとりになっておもいでのなかにいきてくだけ)

いつか人は一人になって 思い出の中に生きてくだけ

(それでもいい)

それでもいい

(やすらかなこのきもちはそれをなかまとよぶんだ)

安らかなこの気持ちは それを仲間と呼ぶんだ

(いつかみんなとすごしたひびもわすれてどこかでいきてるよ)

いつかみんなと過ごした日々も忘れてどこかで生きてるよ

(そのときはもうつよくなんかないよ)

その時はもう強くなんかないよ

(ふつうのおんなのこのよわさでなみだをこぼすよ)

普通の女の子の弱さで涙を零すよ