命短し恋せよ乙女

(よわいじゅうごのそこらのこむすめです)

齢十五のそこらの小娘です

(せけんしらずとしょうちのうえでいえをでてきました)

世間知らずと承知の上で家を出てきました

(よわいあたまでひねりだしたこたえです)

弱い頭で捻り出した答えです

(このおうちにはこれいじょうすんでられないわ)

「このおうちにはこれ以上住んでられないわ」

(はじめてみるびるでぃんぐ)

初めて見る　ビルディング

(はじめてみるぶらうんかんのうら)

初めて見る　ブラウン管の裏

(あらまあまるでひとがごみのようだわ)

「あらまあ、まるで人がゴミのようだわ。

(どうしておとなはつまらなさそうにいきるのかしら)

どうして大人はつまらなさそうに生きるのかしら。」

(すてねこがにやりわらう)

捨て猫がニヤリ嘲う

(それはこのよのたぶーさ)

「それはこの世の禁句さ」

(むげんるーぷのまだごぶんのいち)

無限ループのまだ 1/5

(しらぬがほとけせけんのぶたいうら)

知らぬが仏　世間の舞台裏

(ばけのかわかぶってにらめっこしようか)

化けの皮被って　にらめっこしようか

(こいはてんかのまわりもの)

恋は天下の廻りもの

(じょしはあるけばぼうにあたるのです)

女子は歩けば棒に当たるのです

(あいもかわらずきみはうそをつくばかり)

相も変わらず　君は嘘を吐くばかり

(あいあいあいあいあいされたい)

会い？哀？合い？I？　愛されたい！

(よわい　のそれなりのれでぃーです)

齢○○のそれなりの淑女です

(すいもあまいもそれなりにかみわけるとしですが)

酸いも甘いもそれなりに噛み分ける世代ですが

(いまもちゅうにびょうととうびょうちゅうです)

今も中二病と闘病中です ww

(だってだってはーとはいまもてぃーんのままだもの)

だってだって心は今もガラスの十代のままだもの（ｷﾘｯ

(すてねこのきぶんだわ)

捨て猫の気分だわ

(わたるせけんはおにばかり)

渡る世間はリア充ばかり

(おしろのまわりでれべるあげのようなるーてぃん)

お城の周りで Lv 上げのような通常営業

(こんなつまらないよのなかならしんでしまおうかしら)

「こんなつまらない世の中なら死んでしまおうかしら」

(なんてじょうだんもまじでしゃれになんないとしごろ)

なんて冗談も本気で洒落になんない年頃

(むげんるーぷはもうごぶんのにで)

無限ループはもう 2/5 で

(だけどごーるもまだみえないまま)

だけどゴールもまだ見えないまま

(にちじょうってやつにおしながされるまいにちです)

日常ってヤツに　押し流される毎日です

(いつしかえがいたみらいは)

いつしか描いた未来は

(ぼうきゃくのかなたにちょうじょうがいほーむらん)

忘却の彼方に超場外ホームラン

(あいもかわらずさきゆきみえぬじんせいせっけい)

相も変わらず　先行き見えぬ人生設計

(あいまいまいまいあいらぶあいまいらいふ)

曖昧昧昧　アイラブ　曖昧ライフ！

(むげんるーぷのこりごぶんのいち)

無限ループ残り 1/5

(いきはよいよいかえりはちょうちょうとっきゅう)

行きはよいよい帰りは超超特急

(こいせよおとめいのちこういんやのごとし)

恋せよ乙女　命光陰矢の如し

(とんでひにいるなつのじょし)

飛んで火にいる夏の女子

(いそがばけものみちでもぜんそくぜんしん)

急がば獣道でも全速前進！

(せんせいもういちどせいしゅんがしたいです)

「先生、もう一度青春がしたいです」

(いやぁーさすがにそろそろ)

―― いやぁーさすがにそろそろ･･･

(のーのーのー)

NO! NO! NO!

(むげんるーぷまだまだろすたいむ)

無限ループまだまだロスタイム

(あきらめたらそこでじんせいしゅうりょうです)

「諦めたらそこで人生終了です」

(あいもかわらずきみはいきてるのかしら)

相も変わらず　君は生きてるのかしら

(へやのしかくしかみれない)

部屋の□しか見れない

(わたしにしるすべはもうないけど)

私に知る術はもう無いけど

(あいもかわらずほんじつはせいてんなり)

相も変わらず　本日は晴天なり

(ばいばいばいばいまたらいせ)

バイバイバイバイ　また来世っ。