Absolute5

(こぼれるやみのなかをまたひとつぶひかりがあつまった)

こぼれる闇の中をまた一粒光が集まった

(ながいたびのはてにつかれはてたうたごえだいて)

長い旅の果てに疲れ果てた歌声抱いて

(きせきをおこすたびにうかぶめろでぃーかたくむすばれた)

奇跡を起こす度に浮かぶメロディー固く結ばれた

(くろいじゅうりょくさえふきけせるほどつよく)

黒い重力さえ吹き消せるほど強く

(かりもののそらいつつでむげんにかわる)

借り物の空５つで無限に変わる

(こたえはそれだけでいいはずさはやく)

答えはそれだけでいいはずさ早く

(みあげたら)

「見上げたら？」

(ほどけてちるのならすべてがおわったあとにして)

ほどけて散るのなら全てが終わった後にして

(かれそうなてのひらにせかいをとどけるため)

枯れそうな手の平に世界を届けるため

(くだけはじめてるおんぞうきずなでおりあげて)

砕け始めてる音像絆で織り上げて

(かさねあわせこうぼうせんさいこうのうたになれ)

重ね合わせ攻防戦最高の歌になれ

(あどけないおとなたちがうろおぼえのいたみでないてる)

あどけない大人達がうろ覚えの痛みで泣いてる

(ことばはいらないよそっとみまもるだけでいい)

言葉はいらないよそっと見守るだけでいい

(きぼうがおとすかげもかなしみもながしめでとんでいく)

希望が落とす影も悲しみも流し目で飛んで行く

(わずかなきっかけにゆびをかけはじけばいい)

わずかなきっかけに指をかけ弾けばいい

(はなれてしまえばかがやきはきえてしまう)

離れてしまえば輝きは消えてしまう

(きおくがぬくもりみだすならはやく)

記憶がぬくもり乱すなら早く

(わすれちゃえ)

「忘れちゃえ」

(ひとつなぎのこえはまいあがるほどつよくなる)

ひとつなぎの声は舞い上がるほど強くなる

(ごじげんにさかせたはなびらをあすになげて)

５次元に咲かせた花びらを明日に投げて

(ぬぎちらかしてよかんじょうそのままでいいから)

脱ぎ散らかしてよ感情そのままでいいから

(みえるくらいだいおんりょうなんどでもひびかせよう)

見えるくらい大音量何度でも響かせよう

(うるさいな)

「うるさいな」

(ひとりでもかけたらいみをうしなってしまうから)

ひとりでも欠けたら意味を失ってしまうから

(つながりをなんどもたしかめてしんじるだけ)

つながりを何度も確かめて信じるだけ

(ほどけてちるのならすべてがおわったあとにして)

ほどけて散るのなら全てが終わった後にして

(ごきげんにさかせたはなたばをとどけるから)

ゴキゲンに咲かせた花束を届けるから

(おどりはじめてるおんぞうほほえみをうかべて)

踊り始めてる音像微笑みを浮かべて

(きえるほどとおくまでよろこびのうたならそう)

消えるほど遠くまで歓びの歌鳴らそう

(うんめいがかわるまで)

運命が変わるまで