やがて哀しきロックンロール／ポルノグラフィティ

(ときにさおさせばながされてとおざかるばかりのひとよ)

時に掉させば流されて　遠ざかるばかりの人よ

(なみだもじつにきれいねおもいではまたかざられる)

涙も実にきれいね　思い出はまた飾られる

(あれはじゅうしごのころいろもこいもとおい)

あれは十四五の頃　色も恋も遠い

(しょうねんをたたせたのはおーヴぁーどらいヴみゅーじっく)

少年をたたせたのはオーヴァードライヴミュージック

(ひとしれずいけないほんひらくように)

人知れずいけない本開くように

(へっどふぉんしてめをとじたよる)

ヘッドフォンして目を閉じた夜

(やがてかなしきろっくんろーる)

やがて哀しきロックンロール

(おどるむねもゆれるかげもきえそうになってる)

踊る胸も　揺れる影も　消えそうになってる

(こんやすてーじのうえにたちごきげんをうかがいながら)

今夜ステージの上に立ち　ご機嫌を窺いながら

(かわらぬびーとにおされ)

変わらぬビートに押され

(あいのうたでもほしがるかい？)

愛の歌でも　欲しがるかい？

(りくつくさいはなしばかりでごめんなさい)

理屈臭い話ばかりでごめんなさい

(はきだすほどのねつをもったことばは)

吐き出すほどの熱を持った言葉は

(まわりからけむたがられてしまうから)

周りから煙たがられてしまうから

(ばんじうまくやりたいものね)

万事うまくやりたいものね

(やがてかなしきてぃーんえいじ)

やがて哀しきティーンエイジ

(かがやくめもたぎるあすもくすまないように)

輝く目も　滾る明日も　くすまないように

(こんやすこしだけはりきってきみのこしでもだこうかと)

今夜少しだけ張り切って　夢(きみ)の腰でも抱こうかと

(きまぐれにのばしたてを)

気まぐれに伸ばした手を

(つよくつねられひっこめた)

強く抓られ引っ込めた

(ずっとおとなになったｙｅａｈ)

ずっと大人になった　yeah

(とものいまをちらみしながら)

友の現在(いま)をチラ見しながら

(すこしにがくなったさけをかわしたら)

少し苦くなった酒を交わしたら

(あけきらぬまちをいく)

明けきらぬ街を行く

(みぎてにろっくんろーる)

右手にロックンロール

(こんなよのなかにだれがしたほんねだすのもはばかられ)

こんな世の中に誰がした　本音出すのも憚られ

(つながりたいのよきみとやまばこえたあたりで)

繋がりたいのよ君と　山場越えたあたりで

(こんやすてーじをうえにたちごきげんをうかがいながら)

今夜ステージを上に立ち　ご機嫌を伺いながら

(かわらぬびーとにおされ)

変わらぬビートに押され

(あいのうたでもほしがるかい？)

愛の歌でも欲しがるかい？