カルマ　Alice Nine

(くさきがかれたこうやと)

草木が枯れた荒野と

(まてんろうがきりとるそら)

摩天楼が切り取る空

(おしえてここからどこへ)

教えてここから何処へ

(さまよっておちていくのか)

彷徨って墜ちていくのか

(ひとがつくるていぎとうにうせ)

人が創る定義とうに失せ

(ごかんさししめすはただ、ひとつ)

五感指し示すは只、一つ

(そのめそのてそのゆびさき)

其の眼　其の手　其の指先

(ごうｇｏｅｓねはん)

業GOES　涅槃

(かなしいにゅーすききあきて)

悲しいニュ一ス聞き飽きて

(だけどみみをふさいでも)

だけど耳を塞いでも

(かなしいことはもうぼくのてに)

悲しいことはもう僕の手に

(からみついてはなれない)

絡みついて　離れない

(はじめてははをみたひを)

初めて母を視た日を

(おぼえてるそんなことさ)

覚えてる　そんな事さ

(それくらいこころのやみは)

それ位　心の闇は

(ひつぜんにむねにすむだろう)

必然に胸に棲むだろう

(ひとのかたちかりたたらんちゅら)

人の形借りたタランチュラ

(ひとがひとでいられねぇせかい)

人が人で居られねぇ世界

(どくはどくでせいすことわり)

毒は毒で制す理

(あいｎｅｅｄのうｌｅｄｇｅ)

愛NEED　脳LEDGE

(くろいどれすをきたきみ)

黒いドレスを着た君

(まつげからかげがおちる)

睫毛から影が落ちる

(ひとはおわるためいきるなら)

人は終わるため生きるなら

(ぼくはつづくしをねがう)

僕は続く死を願う

(うつしだすのはこころみずからあいし)

映し出すのは心　自ら愛し

(もとめればせかいすらかわるのなら)

求めれば　世界すら　変わるのなら

(けっかだけもとめるから)

結果だけ求めるから

(ひとはひとりになっていく)

人は一人になっていく

(ひつぜんよりぐうぜんのなかこそぼくはいきる)

必然より偶然の中こそ　僕は生きる

(かんぺきなきすをきみに)

完璧なキスを君に

(こわれたあいからさめて)

壊れた愛から醒めて

(おわることでまたはじまろう)

終わる事でまた始まろう

(おもうままにいまをうて)

思うままに　今を撃て