あいつこそがテニスの王子様

(いけえちぜんおまえのゆくてには)

行け越前　お前の行く手には

(おれたちのせかいがある)

俺たちの世界がある

(とべえちぜんなにもおそれぬ)

跳べ越前　何も恐れぬ

(おまえのくーるながっつをみせてくれ)

お前のクールなガッツを見せてくれ

(そこだえちぜんよそみしてていーの)

そこだ越前「よそ見してていーの？」

(いなずまとみまごう)

稲妻と見まごう

(どんどんいくよ)

「どんどん行くよ！」

(ついすとさーぶできめろ)

ツイストサーブで決めろ

(またついすとさーぶきまったー)

「またツイストサーブ決まったー！」

(いいぞえちぜんめにもとまらぬ)

いいぞ越前　目にもとまらぬ

(すぴーどをもつすまっしゅをぶちかませ)

スピードを持つスマッシュをぶちかませ

(かえせないたまじゃないんだよ)

「返せない球じゃないんだよ」

(ああっついすとさーぶをかえされた)

「ああっ、ツイストサーブを返された！」

(いいやあのついすとさーぶは)

「...いいや」「あのツイストサーブは」

(ほんきじゃねえ)

「本気じゃねえ！」

(わざとおちびのやつああ)

「ワザとおチビの奴...」「ああ」

(かえせるれべるでうちやがった)

「返せるレベルで打ちやがった」

(ごーえちぜんあれぜろしき)

ゴー越前　「あれ零式！？」

(かかんなたいどでなんなんだこのいちねんは)

果敢な態度で　「何なんだこの1年は...!」

(あたらしいわざあやつれどんどんいくよ)

新しい技　操れ「どんどん行くよ」

(おーらいえちぜんすごいよりょーまくん)

オーライ越前　「凄いよリョーマ君！」

(ひるむんじゃないよ)

怯むんじゃないよ

(ぜろしきどろっぷをいつのまに)

「零式ドロップをいつの間に...」

(おまえにふかのうなことはなにもない)

お前に不可能なことは何もない

(しかしらけっとへっどがさんじゅっせんちもさがっていたらばればれだよ)

「しかしラケットヘッドが30センチも下がっていたらバレバレだよ。

(にどめはつうようしないなちぇっ)

2度目は通用しないな！」「ちぇっ」

(あらゆるひとをどうもくさせる)

あらゆる人を瞠目(どうもく)させる

(おまえのてにすはしこうのわざ)

お前のテニスは至高の技

(おまえはせいがくのはしらになれおれたちのえいこうをみちびけ)

お前は青学の柱になれ　俺たちの栄光を導け

(でたでたひよしのえんぶてにす)

「出た出た！日吉の演武テニス！」

(ひよしのやつあのどくじのふぉーむにかえてきゅうにのびてきたよな)

「日吉の奴、あの独自のフォームに変えて急に伸びてきたよな」

(あいつのじっかがこぶじゅつのどうじょうをやってるらしいわ)

「アイツの実家が古武術の道場をやってるらしいわ。

(ひよしにとってあのふぉーむがしぜんたいなんや)

日吉にとってあのフォームが自然体なんや」

(あいかわらずだぜえちぜんりょーま)

相変わらずだぜ越前リョーマ

(なんいどのたかいてくでしあいをもりあげる)

難易度の高いテクで試合を盛り上げる

(おまえはぼくをあつくするおまえはひとをひきつける)

お前は僕を熱くする　お前は人を引き付ける

(べすとてんしょんべすとこんでぃしょん)

ベスト・テンション　ベスト・コンディション

(ゆーあーざべすと)

ユー・アー・ザ・ベスト

(ゆーあーざぷりんすおぶてにす)

ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス

(まずいよっえちぜん)

「まずいよっ越前！」

(なんなんですかあいつやるねかれ)

「何なんですか、アイツ！」「やるね彼...」

(こんなにはやくたいとうしてくるとはのーまーくだった)

「こんなに早く台頭してくるとは...ノーマークだった！」

(なにもでーたないんですか)

「何もデータ無いんですか？」

(いやひよしわかしにねん)

「いや...日吉若。2年。

(あぐれっしぶべーすらいなー)

アグレッシブ　ベースライナー。

(せいかくはれいせいちんちゃくでたにんにながされない)

性格は冷静沈着で他人に流されない。

(すこししんけいしつなめんもあるがつねにまえむきで)

少し神経質な面もあるが、常に前向きで

(こしたんたんとせいれぎゅらーをねらっていたようだ)

虎視眈々と正レギュラーを狙っていたようだ。

(たんじょうびはじゅうにがついつかけつえきがたはえーびーがた)

誕生日は12月5日。血液型はAB型。

(すきなことばはげこくじょうだ)

好きな言葉は...」「下剋上だ！」

(げこくじょうだぜつぶせ)

下剋上だぜ　つぶせ

(のしあがるぜちょうじょうまで)

のし上がるぜ　頂上まで

(おいかけるのがかいかんだぜおいついてぶっつぶしてやる)

追いかけるのが快感だぜ　追いついてぶっつぶしてやる

(げこくじょうっていうけどおれにはかんけいないさ)

下剋上って言うけど　オレには関係ないさ

(てきがつよければつよいほどたいとうにぶつかりあうだけ)

敵が強ければ強いほど　対等にぶつかり合うだけ

(げこくじょうだぜげこくじょうだぜつぶせ)

下剋上だぜ　下剋上だぜ　つぶせ！

(おれはうえにいくよ)

「オレは上に行くよ」

(こんどはえちぜんくんのはんげきどらいぶびーですすごいです)

「今度は越前君の反撃　ドライブBです！すごいです！

(りょうしゃいっぽもゆずらないです)

両者　一歩もゆずらないです！」

(おたがいおおわざだしまくりだな)

「お互い大技出しまくりだな」

(いけぇーえちぜんくん)

「いけぇー越前君！」

(ぼくのもくひょうさえちぜんりょーま)

ボクの目標さ　越前リョーマ

(まっすぐみすえたしせんゆらぐことなどない)

まっすぐ見据えた視線　ゆらぐ事など無い

(おまえはおれをあつくするおまえはひとをひきつける)

お前は俺を熱くする　お前は人を引き付ける

(べすとてんしょんべすとこんでぃしょん)

ベスト・テンション　ベスト・コンディション

(ゆーあーざべすと)

ユー・アー・ザ・ベスト

(ゆーあーざぷりんすおぶてにす)

ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス

(かばじなんかふるえてへん)

「樺地、なんか震えてへん？」

(そういうゆうしおまえも)

「そういう侑士、お前も」

(あおれもだけど)

「...あ」「俺もだけど...」

(なんとしてもかてひよし)

「何としても勝て、日吉！

(おれたちはここでおわるわけにはいかない)

俺たちはここで終わる訳にはいかない！」

(ちびすけあとじゅうげーむはいける)

「チビ助...あと10ゲームはいける！」

(ふーんおれあとにじゅうげーむはいけるよへらずぐちを)

「フーン俺あと20ゲームはいけるよ」「へらずグチを....！」

(おいこぞうあいてがかんきゅうをつけはじめたぜ)

「おい小僧、相手が緩急を付け始めたぜ。

(あのときのおれとおなじださあどうするこぞう)

あの時の俺と同じだ。さあ、どうする小僧？」

(おまえのしんしなたいどはむかつくほどだぜ)

お前の真摯な態度はむかつくほどだぜ

(しかしひとのこころをうごかすそのおーらはなんだ)

しかし人の心を動かすそのオーラは何だ

(おれにじんせいをかんがえさせるつよさゆえのきびしさ)

俺に人生を考えさせる　強さゆえの厳しさ

(そのこうきなかがやきにひとはまばたきをわすれる)

その高貴な輝きに　人はまばたきを忘れる

(てれくさいほどのよびながにあう)

照れくさいほどの呼び名が似合う

(おまえはまさしくてにすのおうじさま)

お前はまさしくテニスの王子様

(ゆーあーざぷりんすおぶてにす)

ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス

(うおおーっすげええちぜんとまんねぇー)

「うおおーっ！すげえ、越前　止まんねぇ～！」

(りょーまくんすごい)

「リョーマ君すごい！」

(そうかえちぜんのやつずっとほけつで)

「そうか越前のやつ　ずっと補欠で、

(みんなのしあいみててうっぷんがたまってたんだな)

みんなの試合見てて、うっぷんが溜まってたんだな」

(そしてあのてづかせんをめのまえでみたんだ)

「そしてあの手塚戦を目の前で見たんだ。

(いつもいじょうにてんしょんがあがってぷれいできるのもうなずける)

いつも以上にテンションが上がってプレイ出来るのもうなずける」

(べすとてんしょんべすとこんでぃしょん)

ベスト・テンション　ベスト・コンディション

(ゆーあーざべすと)

ユー・アー・ザ・ベスト

(ゆーあーざぷりんすおぶてにす)

ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・テニス