黄昏インザスパイ

(きょうがつらいから)

今日が辛いから

(あしたもつらいままだなんておもうな)

明日も辛いままだなんて思うな

(とけいじかけのふれーずまほうみたいにして)

時計仕掛けのフレーズ 魔法みたいにして

(いまをかきかえていくだろう)

今を書き換えていくだろう

(すきなことばやすきなせんりつに)

好きな言葉や好きな旋律に

(よりそったっていいだろう)

寄り添ったっていいだろう

(けむりまみれのすとりーとだれもがかんさつをして)

煙まみれのストリート 誰もが観察をして

(いきがくるしいんです)

息が苦しいんです

(たそがれけんぼうしょうおきわすれた)

黄昏健忘症 置き忘れた

(はやすぎるきせつのちゅうしんで)

速すぎる季節の中心で

(たいせつなことはやおしでもさんたくでもこたえられない)

大切な事 早押しでも三択でも答えられない

(とまれないなんてあせってるきみにうたうよ)

止まれないなんて 焦ってる君に歌うよ

(とまれないならくるまにひかれちゃう)

止まれないなら 車に轢かれちゃう

(りそうりゆうあるんだよ)

理想、理由あるんだよ

(ちいやめいよだっててにいれたいんだよ)

地位や名誉だって手に入れたいんだよ

(かっこわるいかな)

カッコ悪いかな

(きいてほしいこえがある)

聞いて欲しい声がある

(とどいてほしいひともいる)

届いて欲しい人もいる

(おおいすくないはかんけいない)

多い少ないは関係ない

(たそがれけんぼうしょうよびおこしてみて)

黄昏健忘症 呼び起こしてみて

(いのちがふきこまれたしゅんかん)

命が吹き込まれた瞬間

(ふるえだしちゃってうごけなくなった)

震え出しちゃって 動けなくなった

(ことばにできないげんじつかんじょう)

言葉にできない現実感情

(つかれたならしんこきゅうをせめてのさんびょうかん)

疲れたなら深呼吸を せめて、の三秒間

(おもいだせるよきみのおくのおくのほう)

思い出せるよ 君の奥の奥の方

(ここでもうおわるのか)

ここでもう終わるのか

(ここからまたはじめるか)

ここからまた始めるか

(せいかいきじゅんなんてないしさ)

正解基準なんてないしさ

(ぼくもしらないからきみがきめなよ)

僕も知らないから 君が決めなよ

(これはぜっこうのしゅんかんであって)

これは絶好の瞬間であって

(のがせるわけがないんだよって)

逃せるわけがないんだよって

(きみのこえがくらいはずのこのせかい)

君の声が暗いはずのこの世界

(てらすだろうだからいきをすって)

照らすだろう だから息を吸って

(たそがれけんぼうしょうよびおこしてみて)

黄昏健忘症 呼び起こしてみて

(いのちがふきこまれたしゅんかん)

命が吹き込まれた瞬間

(しんしょうふうけいがいっぺんしてしまって)

心象風景が一変してしまって

(いろどりあふれたそのげんしょう)

彩り溢れたその現象

(まよいそうならしんこきゅうをだいじょうぶのさんびょうかん)

迷いそうなら深呼吸を 大丈夫、の三秒間

(おもいだしてまたこのせかいとすたーとして)

思い出して またこの世界とスタートして

(きょうがつらいから)

今日が辛いから

(あしたもつらいままだなんておもうな)

明日も辛いままだなんて思うな

(あいかわらずいきをしてる)

相変わらず息をしてる

(ゆるがないめもしってる)

揺るがない目も知ってる

(まけないどうせきみのことだから)

負けない どうせ君のことだから