いつか

(このおもいをつたえたくてこんやもふるえてうたう)

この想いを伝えたくて　今夜も震えて歌う

(あふれだすめろでぃきみだけにむかってとどけ)

溢れ出すメロディ　君だけに向かって　届け

(とりもどせないとしればあわててかわりをさがす)

取り戻せないと知れば　慌てて代わりを探す

(そうやってごまかしそらしたひび)

そうやって誤魔化し　逸らした日々

(うけとめるのがこわくてうすめでぼかしたぼくと)

受け止めるのが怖くて　薄目でぼかした僕と

(けいそつなきみとではじめたこい)

軽率な君とで　始めた　恋

(かれにないものをもとめるのにかれのおもかげおしつけてる)

彼にないものを求めるのに　彼の面影押しつけてる

(つづきはなくてでぐちもみあたらない)

続きはなくて　出口も見当たらない

(このおもいをつたえたくてこんやもふるえてうたう)

この想いを伝えたくて　今夜も震えて歌う

(あふれだすめろでぃきみだけにむかって)

溢れ出すメロディ　君だけに向かって

(きみがほのめかすいつかをながいあいだまちつかれ)

君がほのめかす「いつか」を　長い間　待ち疲れ

(みえてきたこたえはどうしようもなくあいたい)

見えてきた答えは　どうしようもなく　会いたい

(ひつよういじょうにかこをきかせるわけをさっして)

必要以上に　過去を聞かせるわけを　察して

(すこしでもおなじいたみおぼえて)

少しでも　同じ痛み　覚えて

(なんどもけしてほしいとねがうかれにつながる１１けた)

何度も消して欲しいと願う　彼に繋がる11桁

(いいだせなくてまたすこしとおくなる)

言い出せなくて　また少し　遠くなる

(このおもいをつたえたくてこんやもふるえてうたう)

この想いを伝えたくて　今夜も震えて歌う

(あふれだすめろでぃきみだけにむかって)

溢れ出すメロディ　君だけに向かって

(ぼくがなげかけたいつかはだれよりもふつうでよく)

僕が投げかけた「いつか」は　誰よりも普通でよく

(ちかすぎてつかめないものがあることにきづく)

近すぎて掴めないものがあることに　気付く

(それからいくつかのうそとかあいかわらずのきょりとか)

それから　幾つかの嘘とか　相変わらずの距離とか

(つかれることにつかれるまえにはやく)

疲れることに疲れる前に　早く

(このおもいをつたえたくてこんやもふるえてうたう)

この想いを伝えたくて　今夜も震えて歌う

(あふれだすめろでぃきみだけにむかって)

溢れ出すメロディ　君だけに向かって

(いつかくるさよならのとき)

「いつか」来る　さよならのとき

(ふきとるがわでいたいから)

拭き取る側でいたいから

(だれよりもふつうでだれよりもちかいぼくで)

誰よりも普通で　誰よりも近い　僕で