カゲロウデイズ

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プレイ回数896難易度(4.3) 466打 長文
【第三話】「目も眩む話」の紹介文です
-CHARACTERS-
ヒビヤ、ヒヨリ

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問題文

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(それはよくあるなつのひのこと。)

それはよくある夏の日のこと。

(まっさおなそらに、うるさいせみのこえがなりひびく)

真っ青な空に、煩い蝉の声が鳴り響く

(8がつ15にちのごご12じはんごろ。)

8月15日の午後12時半頃。

(まぶしいひざしのなか)

眩しい日差しの中

(おさななじみの「きみ」といっしょにいつものようにはなしをしていた。)

幼なじみの「君」と一緒にいつものように話をしていた。

(そのちょくご、ひさんなじこにあうともしらずに。)

その直後、悲惨な事故に遭うとも知らずに。

(つぎにめがさめるとかれんだーのひづけは8がつ14にち。)

次に目が覚めるとカレンダーの日付は8月14日。

(やけにうるさいせみのこえにおぼえをかんじつつそとへでる。)

やけに煩い蝉の声に覚えを感じつつ外へ出る。

(そしてまたも「きみ」をひさんなじこがおそう。)

そしてまたも「君」を悲惨な事故が襲う。

(なんどもくりかえされるなつのものがたり)

何度も繰り返される夏の物語

(こんどはじぶんが、と「きみ」をおしのけとびこんだしゅんかん)

今度は自分が、と「君」を押しのけ飛び込んだ瞬間

(なにかがそこでかわった。)

何かがそこで変わった。

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