fog

(きのうからちらばったせかい)

昨日から散らばった世界

(しかいさだまらずぼやけたしこう)

視界定まらずぼやけた思考

(なにもてにつかないきみがみつからない)

何も手につかない　君が見つからない

(きのうまできみがいたへやよこがおにおいねいき)

昨日まで君がいた部屋　横顔　匂い　寝息

(くずれてくひびよがしゃーんばりーん)

崩れてく日々よ　ガシャーン　バリーン

(おとをたてて)

音を立てて

(ながめつづけてどこまでも)

眺め続けて何処までも

(きみをつれていきたいよ)

君を連れていきたいよ

(かなえられない)

叶えられない

(どうせゆめのなかでしかあえない)

どうせ夢の中でしか会えない

(てんしのよいんかんびなかおり)

天使の余韻　甘美な香り

(なんどもなんどものこして)

何度も何度も残して

(さいごのよいんのこったぬくもり)

最後の余韻　残った温もり

(なんどもなんどもねだってねだって)

何度も何度もねだってねだって

(なでた)

撫でた

(きのうからのあめもようとりのこえもきこえないよ)

昨日からの雨模様　鳥の声も聴こえないよ

(やわらかいたいおんどこにもいないよ)

やわらかい体温　何処にもいないよ

(ねむりからさめていなくなった)

眠りから覚めていなくなった

(がらんどうなくうどうみえないどうしよう)

がらんどうな空洞　見えないどうしよう

(ながれながされどこまでも)

流れ流され何処までも

(きみのなかでいきたいよ)

君の中で生きたいよ

(かなえられない)

叶えられない

(どうせゆめのなかでしかあえない)

どうせ夢の中でしか会えない

(てんしのよいんかんびなかおり)

天使の余韻　甘美な香り

(なんどもなんどものこして)

何度も何度も残して

(さいごのよいんのこったぬくもり)

最後の余韻　残った温もり

(なんどもなんどもねだってねだって)

何度も何度もねだってねだって

(なでた)

撫でた

(きみがいないからじぶんのなまえもわからない)

君がいないから　自分の名前も分からない

(ねむれないからぼくだけにみせたえがお)

眠れないから　僕だけに見せた笑顔

(もっとちゃんとみして)

もっとちゃんと見して

(てんしのよいんかんびなかおり)

天使の余韻　甘美な香り

(なんどもなんどものこして)

何度も何度も残して

(てんしのよいんかんびなかおり)

天使の余韻　甘美な香り

(なんどもなんどものこして)

何度も何度も残して

(さいごのよいんのこったぬくもり)

最後の余韻　残った温もり

(なんどもなんどもいのっていのって)

何度も何度も　祈って祈って

(ねがってねがってないた)

願って願って　泣いた