aiko　17の月

(こころがわりをゆるしたわけじゃないもうあたしにちからがのこってない)

心変わりを許した訳じゃないもうあたしに力が残ってない

(きずついたままいやすこともないおねがいきょうはこのままねかせて)

傷付いたまま癒す事もないお願い今日はこのまま寝かせて

(あなたのまるいつめにさしてはねかえすおれんじのいろ)

あなたの丸い爪に射して跳ね返すオレンジの色

(かえりたくなかったよりみちをしてまよってしまえとほんとうはいのってた)

帰りたくなかった寄り道をして迷ってしまえと本当は祈ってた

(ながいどうろのしろいせんがきえるまでとまらないでと)

長い道路の白い線が消えるまで止まらないでと

(あえばあうほどこいはつのるものあたしおかしくなってしまったの)

逢えば逢う程恋は募るものあたしおかしくなってしまったの

(にどといわないときめたことなのにがまんできないあたしをゆるして)

2度と言わないと決めた事なのに我慢出来ないあたしを許して

(ことばにするとかるくなりそうだけどなんどもいうわすきよ)

言葉にすると軽くなりそうだけど何度も言うわ「好きよ」

(いつもゆめみていたあなたのそばでこえだしてかみをむすびてをつなぐ)

いつも夢見ていたあなたの傍で声出して髪を結び手を繋ぐ

(おなじるーるのしろいせんのうえむかいあってきすを)

同じルールの白い線の上向かい合ってキスを

(あなたはあたしよりうんとせがたかいから)

あなたはあたしよりうんと背が高いから

(このみちもきっとみはらしがいいのだろう)

この道もきっと見晴らしがいいのだろう

(あなたのまるいつめにさしてはねかえすおれんじのいろ)

あなたの丸い爪に射して跳ね返すオレンジの色

(かえりたくなかったよりみちをしてまよってしまえとほんとうはいのってた)

帰りたくなかった寄り道をして迷ってしまえと本当は祈ってた

(ながいどうろのしろいせんがきえるまでとまらないでと)

長い道路の白い線が消えるまで止まらないでと

(きえるまでとまらないでと)

消えるまで止まらないでと…