疑問疑答

(とめどなくくりかえすこのじかんにひょうじょう)

止め処なく繰り返す　この時間に表情

(このもうもくのせかいとやらにあきあきしてんだ)

この盲目の世界とやらに　飽き飽きしてんだ

(きぼうぜつぼうひぼうちゅうしょうそこにいみはあるか？)

希望絶望　誹謗中傷　そこに意味はあるか？

(このめにうつるせかいがすでにいろあせて)

この目に映る世界が　既に色褪せて

(このこえにのせたことばをうけとめるかくごは？)

「この声に乗せた言葉を受け止める覚悟は？」

(あのひからあたまのなかで)

あの日から頭の中で

(じぶんじしんにまよいうたがい)

自分自身に迷い疑い

(じもんじとうにもがきくるしみ)

自問自答にもがき苦しみ

(それでもまだたりないと)

それでもまだ足りないと

(みたいものをいつしかわすれて)

見たいものをいつしか忘れて

(みようとしてるそのせかいを)

見ようとしてるその世界を

(あなたのせかいは、なにいろか？)

ーあなたの世界は、何色か？ー

(よみがえるきおくとはうらはらにちくたく)

蘇る記憶とは　裏腹にチクタク

(むじょうにもすすんでいくびょうしんをまえに)

無常にも進んでいく　秒針を前に

(ふあんとぜつぼうをりょうかたにのせて)

不安と絶望を両肩に乗せて

(それでもいつかあのひいろをゆめみて)

それでもいつかあの日色を夢見て

(さがしたそのこえにかげに)

探したその声に影に

(かさねたそのすがたかたち)

重ねたその姿　形

(こころはさけんでいるから)

心は叫んでいるから

(ひょうじょうのおくにねむるあなた)

表情の奥に眠るあなた

(かんじょうをむきだしにして)

感情を剥き出しにして

(そのすがおをみせてはくれないか？)

その素顔を見せてはくれないか？

(じぶんじしんにまよいうたがい)

自分自身に迷い疑い

(じもんじとうにもがきくるしみ)

自問自答にもがき苦しみ

(それでもまだたりないと)

それでもまだ足りないと

(みたいものをいつしかわすれて)

見たいものをいつしか忘れて

(みようとしてるそのせかいを)

見ようとしてるその世界を

(いつからかいつからだ？)

いつからか　いつからだ？

(じもんじとうをゆるすことばを)

自問自答を許す言葉を

(じもんじとうにこたえこたえよ)

自問自答に答え答えよ

(あなたのすがおのままに)

あなたの素顔のままに

(あなたのせかいは、あなたいろ)

ーあなたの世界は、あなた色ー