ハート

(ねぇきみみてごらん)

ねぇ君　みてごらん

(これがぼくのはーとだ)

これが僕のハートだ

(あかくはれてるのが)

赤く腫れてるのが

(そこからでもわかるかい？)

そこからでもわかるかい？

(だいじょうぶきにしないで)

大丈夫気にしないで

(ときどきこうやってぼくのことこまらす)

時々こうやって僕のこと困らす

(まるでおさないいもうと)

まるで幼い妹

(もしめいわくじゃなければ)

もし迷惑じゃなければ

(しばらくあずかってくれないか？)

しばらく預かってくれないか？

(なきだしたらてをつつんで)

泣き出したら手を包んで

(あいしているよといって)

愛しているよと言って

(そしてくちうつしで)

そして口うつしで

(きゃんでぃをひとつぶあげたら)

キャンディをひとつぶあげたら

(かけてってはしゃぎだすだろう)

駆けてってはしゃぎだすだろう

(やっぱりむりだろうね)

やっぱり無理だろうね

(むねにかえしておこう)

胸に帰しておこう

(かぜにふかれるだけで)

風に吹かれるだけで

(ひりりといたむから)

ヒリリと痛むから

(だいじょうぶきにしないで)

大丈夫気にしないで

(だってぼくのはーとだ)

だって僕のハートだ

(ちゃんといいきかせるよ)

ちゃんと言い聞かせるよ

(わかってくれるとおもう)

わかってくれると思う

(もうおとなにならなくちゃ)

もう大人にならなくちゃ

(まいごにならないように)

迷子にならないように

(めをとじればうかんでくる)

目を閉じれば浮かんでくる

(ぼくにもみれるよゆめが)

僕にも見れるよ夢が

(でもねきみにみせてあげられない)

でもね君に見せてあげられない

(ひとりでみるのがゆめだなんてね)

一人で見るのが夢だなんてね

(あさとよるがこれからも)

朝と夜がこれからも

(こうごにくるとして)

交互に来るとして

(そのあいだでぼくたちは)

その間で僕たちは

(であったとしたらほら)

出逢ったとしたら　ほら

(てをひろげてじゅうじかをまねた)

手を広げて十字架を真似た

(あいしていたのはほんとうだから)

愛していたのは本当だから

(そのきおくにまけないように)

その記憶にまけないように

(がんばってがんばって)

頑張って　頑張って

(よわいこのぼく)

弱いこの僕