Dead Foresta～睡蓮の湖に沈む～

(ふかくもりのおくそこのわすれさられたいせきに)

深く森の奥底の 忘れ去られた遺跡に

(ながるみずのしらべにもにたようなうたごえがかぼそくなく)

流る水の調べにも似たような歌声が か細く鳴く

(やみにおおわれたよるかみさえうしなわれたひとのきぼうは)

闇に覆われ 頼る神さえ失われた人の希望は

(かみにつかえしむすめひとりへとむけられた)

神に仕えし 娘一人へと向けられた

(こけむすさいだんにひざまずくむすめ)

苔生す祭壇に 跪く娘

(すいれんのはなさくみずうみにいのりささげる)

睡蓮の花咲く湖に 祈り捧げる

(うれいにまみれすたれゆくさだめのなか)

憂いにまみれ 廃れゆく運命の中

(だれもがとわへみちびくひかりをもとめて)

誰もが永遠へ導く 光を求めて

(とこやみがうみだすはかないげっこうや)

常闇が生み出す 儚い月光夜

(ほしくずのそらへとせんりつはたえることなく)

星屑の空へと 旋律は絶えることなく

(そのうたごえはのこされたいのちのなかつむがれ)

その歌声は残された 生命の中紡がれ

(かすかなみちをつなげるのか)

微かな道を繋げる…のか？

(だれしもがすべもなくすくわれぬいのちとしって)

誰しもが(術もなく) 救われぬ生命と(知って)

(あざむきうばいみずからほろびへとむかう)

欺き奪い 自ら滅びへと向かう

(しんじるとももいきるきぼうもうしなわれたひとのやいばは)

信じる友も 生きる希望も 失われた人の刃は

(かみにつかえしむすめひとりへとむけられた)

神に仕えし 娘一人へと向けられた

(こけむすさいだんにひざまずくむすめ)

苔生す祭壇に 跪く娘

(すいれんのはなさくみずうみにいのりささげる)

睡蓮の花咲く湖に 祈り捧げる

(うれいにみちたかのじょのうたごえは)

憂いに満ちた 彼女の歌声は

(ひとのこころをまどわすまじょのしらべだ)

人の心を惑わす 魔女の調べだ！

(とこやみがうみだすはかないげっこうや)

常闇が生み出す 儚い月光夜

(ほしくずのそらへとせんりつはやがてきえゆく)

星屑の空へと 旋律はやがて消えゆく

(そのうたごえはのこされたいのちのなかつむがれ)

その歌声は残された 生命の中紡がれ

(かすかなみちもつなぐこともなく)

微かな道も 繋ぐこともなく

(こけむすさいだんにひざまずくむすめ)

苔生す祭壇に 跪く娘

(すいれんのはなさくみずうみのそこみをなげた)

睡蓮の花咲く湖の底 身を投げた

(うれいにまみれすたれゆくさだめのなか)

憂いにまみれ 廃れゆく運命の中

(みずうみにうたごえだけがひびく)

湖に 歌声だけが響く

(ｌａｌａｌａ)

la la la...