百人一首100

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投稿者投稿者池田眞一いいね2お気に入り登録1
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1 ako0225 3958 D++ 4.2 93.3% 1418.9 6048 431 100 2024/03/02

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問題文

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(あきのたのかりほのいほのとまをあらみわがころもではつゆにぬれつつ)

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ

(はるすぎてなつきにけらししろたへのころもほすてふあまのかぐやま)

春すぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山

(あしびきのやまどりのをのしだりをのながながしよをひとりかもねむ)

あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む

(たごのうらにうちいでてみればしろたへのふじのたかねにゆきはふりつつ)

田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士のたかねに雪は降りつつ

(おくやまにもみぢふみわけなくしかのこえきくときぞあきはかなしき)

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき

(かささぎのわたせるはしにおくしものしろきをみればよぞふけにける)

鵲の渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞふけにける

(あまのはらふりさけみればかすがなるみかさのやまにいでしつきかも)

天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも

(わがいほはみやこのたつみしかぞすむよをうぢやまとひとはいふなり)

わが庵は都のたつみしかぞすむ 世をうぢ山と人はいふなり

(はなのいろはうつりにけりないたづらにわがみよにふるながめせしまに)

花の色は移りにけりないたづらに 我身世にふるながめせしまに

(これやこのゆくもかへるもわかれてはしるもしらぬもあふさかのせき)

これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬもあふ坂の関

(わたのはらやそしまかけてこぎいでぬとひとにはつげよあまのつりぶね)

和田の原八十島かけて漕き出でぬと 人には告げよあまのつりぶね

(あまつかぜくものかよひぢふきとぢよをとめのすがたしばしとどめむ)

天つ風雲のかよひ路吹きとぢよ 乙女の姿しばしとどめむ

(つくばねのみねよりおつるみなのがはこひぞつもりてふちとなりぬる)

筑波嶺のみねより落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる

(みちのくのしのぶもぢずりたれゆえにみだれそめにしわれならなくに)

陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし我ならなくに

(きみがためはるののにいでてわかなつむわがころもでにゆきはふりつつ)

君がため春の野にいでて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ

(たちわかれいなばのやまのみねにおふるまつとしきかばいまかへりこむ)

立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む

(ちはやぶるかみよもきかずたつたがはからくれないにみづくくるとは)

ちはやぶる神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは

(すみのえのきしによるなみよるさへやゆめのかよひぢひとめよくらむ)

住の江の岸に寄る波よるさへや 夢のかよひ路人目よくらむ

(なにはがたみじかきあしのふしのまもあはでこのよをすぐしてよとや)

難波潟短かき蘆の節の間も 逢はでこの世を過ぐしてよとや

(わびぬればいまはたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞおもふ)

わびぬれば今はた同じ難波なる 身をつくしても逢はむとぞ思ふ

など

(いまこむといひしばかりにながつきのありあけのつきをまちいでつるかな)

今来むといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな

(ふくからにあきのくさきのしをるればむべやまかぜをあらしといふらむ)

吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ

(つきみればちぢにものこそかなしけれわがみひとつのあきにはあらねど)

月見ればちぢに物こそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど

(このたびはぬさもとりあへずたむけやまもみぢのにしきかみのまにまに)

このたびはぬさもとりあへず手向山 紅葉のにしき神のまにまに

(なにしおはばあふさかやまのさねかづらひとにしられでくるよしもがな)

名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな

(をぐらやまみねのもみぢばこころあらばいまひとたびのみゆきまたなむ)

小倉山峰の紅葉ば心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ

(みかのはらわきてながるるいづみがはいつみきとてかこひしかるらむ)

みかの原わきて流るるいづみ川 いつ見きとてか恋しかるらむ

(やまざとはふゆぞさびしさまさりけるひとめもくさもかれぬとおもへば)

山里は冬ぞさびしさまさりける 人目も草もかれぬと思へば

(こころあてにをらばやをらむはつしものおきまどはせるしらぎくのはな)

心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花

(ありあけのつれなくみえしわかれよりあかつきばかりうきものはなし)

有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし

(あさぼらけありあけのつきとみるまでによしののさとにふれるしらゆき)

朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪

(やまがはにかぜのかけたるしがらみはながれもあへぬもみぢなりけり)

山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり

(ひさかたのひかりのどけきはるのひにしづごころなくはなのちるらむ)

久方の光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ

(たれをかもしるひとにせむたかさごのまつもむかしのともならなくに)

誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに

(ひとはいさこころもしらずふるさとははなぞむかしのかににほひける)

人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける

(なつのよはまだよひながらあけぬるをくものいづこにつきやどるらむ)

夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ

(しらつゆにかぜのふきしくあきののはつらぬきとめぬたまぞちりける)

白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける

(わすらるるみをばおもはずちかひてしひとのいのちのをしくもあるかな)

忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな

(あさぢふのをののしのはらしのぶれどあまりてなどかひとのこひしき)

浅茅生の小野の篠原しのぶれど あまりてなどか人の恋しき

(しのぶれどいろにいでにけりわがこひはものやおもふとひとのとふまで)

忍ぶれど色に出でにけりわが恋は 物や思ふと人の問ふまで

(こひすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそおもひそめしか)

恋すてふわが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか

(ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつすえのまつやまなみこさじとは)

契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波こさじとは

(あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり)

逢ひ見ての後の心にくらぶれば 昔は物を思はざりけり

(あふことのたえてしなくばなかなかにひとをもみをもうらみざらまし)

逢ふことの絶えてしなくばなかなかに 人をも身をも恨みざらまし

(あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな)

哀れともいふべき人は思ほえで 身のいたづらになりぬべきかな

(ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえゆくへもしらぬこひのみちかな)

由良の門を渡る舟人かぢを絶え ゆくへも知らぬ恋の道かな

(やへむぐらしげれるやどのさびしきにひとこそみえねあきはきにけり)

八重むぐらしげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり

(かぜをいたみいはうつなみのおのれのみくだけてものをおもふころかな)

風をいたみ岩うつ波のおのれのみ くだけて物を思ふころかな

(みかきもりえじのたくひのよるはもえひるはきえつつものをこそおもへ)

みかきもり衛士のたく火の夜はもえ 昼は消えつつ物をこそ思へ

(きみがためをしからざりしいのちさへながくもがなとおもひけるかな)

君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな

(かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを)

かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしもしらじな燃ゆる思ひを

(あけぬればくるるものとはしりながらなほうらめしきあさぼらけかな)

明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな

(なげきつつひとりぬるよのあくるまはいかにひさしきものとかはしる)

嘆きつつひとりぬる夜の明くる間は いかに久しき物とかは知る

(わすれじのゆくすえまではかたければけふをかぎりのいのちともがな)

忘れじの行末まではかたければ けふをかぎりの命ともがな

(たきのおとはたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなほきこえけれ)

滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ

(あらざらむこのよのほかのおもひでにいまひとたびのあふこともがな)

あらざらむこの世のほかの思ひ出に 今ひとたびのあふこともがな

(めぐりあひてみしやそれともわかぬまにくもがくれにしよはのつきかな)

めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな

(ありまやまいなのささはらかぜふけばいでそよひとをわすれやはする)

有馬山ゐなの篠原風吹けば いでそよ人を忘れやはする

(やすらはでねなましものをさよふけてかたぶくまでのつきをみしかな)

やすらはで寝なましものを小夜ふけて 傾ぶくまでの月を見しかな

(おほえやまいくののみちのとほければまだふみもみずあまのはしだて)

大江山いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立

(いにしへのならのみやこのやへざくらけふここのへににほひぬるかな)

いにしへの奈良の都の八重ざくら けふ九重ににほひぬるかな

(よをこめてとりのそらねははかるともよにあふさかのせきはゆるさじ)

夜をこめて鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ

(いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいふよしもがな)

今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならで言ふよしもがな

(あさぼらけうぢのかはぎりたえだえにあらはれわたるせぜのあじろぎ)

朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに あらはれわたる瀬々のあじろ木

(うらみわびほさぬそでだにあるものをこひにくちなむなこそをしけれ)

恨みわびほさぬ袖だにあるものを 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ

(もろともにあはれとおもへやまざくらはなよりほかにしるひともなし)

もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし

(はるのよのゆめばかりなるたまくらにかひなくたたむなこそをしけれ)

春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそ惜しけれ

(こころにもあらでうきよにながらへばこひしかるべきよはのつきかな)

心にもあらでうき世にながらへば 恋しかるべき夜半の月かな

(あらしふくみむろのやまのもみぢばはたつたのかはのにしきなりけり)

嵐吹く三室の山の紅葉葉は 竜田の川のにしきなりけり

(さびしさにやどをたちいでてながむればいづくもおなじあきのゆふぐれ)

さびしさに宿を立ち出でてながむれば いづこもおなじ秋の夕暮れ

(ゆふさればかどたのいなばおとづれてあしのまろやにあきかぜぞふく)

夕されば門田の稲葉おとづれて 蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く

(おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ)

音に聞くたかしの浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ

(たかさごのをのへのさくらさきにけりとやまのかすみたたずもあらなむ)

高砂の尾上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ

(うかりけるひとをはつせのやまおろしよはげしかれとはいのらぬものを)

憂かりける人を初瀬の山おろしよ はげしかれとは祈らぬものを

(ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにてあはれことしのあきもいぬめり)

契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり

(わたのはらこぎいでてみればひさかたのくもいにまがふおきつしらなみ)

和田の原漕ぎ出でてみれば久方の 雲居にまがふ沖つ白波

(せをはやみいはにせかるるたきがはのわれてもすえにあはむとぞおもふ)

瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ

(あはぢしまかよふちどりのなくこえにいくよねざめぬすまのせきもり)

淡路島かよふ千鳥のなく声に いく夜ねざめぬ須磨の関守

(あきかぜにたなびくくものたえまよりもれいづるつきのかげのさやけさ)

秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ

(ながからむこころもしらずくろかみのみだれてけさはものをこそおもへ)

長からむ心もしらず黒髪の 乱れて今朝は物をこそ思へ

(ほととぎすなきつるかたをながむればただありあけのつきぞのこれる)

ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる

(おもひわびさてもいのちはあるものをうきにたへぬはなみだなりけり)

思ひわびさても命はあるものを 憂きにたへぬは涙なりけり

(よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる)

世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる

(ながらへばまたこのごろやしのばれむうしとみしよぞいまはこひしき)

永らへばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき

(よもすがらものおもふころはあけやらでねやのひまさへつれなかりけり)

夜もすがら物思ふころは明けやらで 閨のひまさへつれなかりけり

(なげけとてつきやはものをおもはするかこちがほなるわがなみだかな)

嘆けとて月やは物を思はする かこち顔なるわが涙かな

(むらさめのつゆもまだひぬまきのはにきりたちのぼるあきのゆふぐれ)

村雨の露もまだひぬまきの葉に 霧たちのぼる秋の夕暮れ

(なにはえのあしのかりねのひとよゆえみをつくしてやこひわたるべき)

難波江の蘆のかり寝のひと夜ゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき

(たまのをよたえなばたえねながらへばしのぶることのよわりもぞする)

玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする

(みせばやなをじまのあまのそでだにもぬれにぞぬれしいろはかはらず)

見せばやな雄島のあまの袖だにも ぬれにぞぬれし色はかはらず

(きりぎりすなくやしもよのさむしろにころもかたしきひとりかもねむ)

きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む

(わがそではしほひにみえぬおきのいしのひとこそしらねかはくまもなし)

わが袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそしらねかはく間もなし

(よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのをぶねのつなでかなしも)

世の中はつねにもがもな 渚漕ぐ あまの小舟の綱手かなしも

(みよしののやまのあきかぜさよふけてふるさとさむくころもうつなり)

み吉野の山の秋風小夜ふけて ふるさと寒く衣うつなり

(おほけなくうきよのたみにおほふかなわがたつそまにすみぞめのそで)

おほけなくうき世の民におほふかな わがたつ杣に墨染の袖

(はなさそふあらしのにはのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり)

花さそふあらしの庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり

(こぬひとをまつほのうらのゆふなぎにやくやもしほのみもこがれつつ)

来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ

(かぜそよぐならのをがはのゆふぐれはみそぎぞなつのしるしなりける)

風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける

(ひともをしひともうらめしあぢきなくよをおもふゆえにものおもふみは)

人もをし人もうらめしあぢきなく 世を思ふゆゑに物思ふ身は

(ももしきやふるきのきばのしのぶにもなほあまりあるむかしなりけり)

ももしきや古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり

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