菅田将暉 / いいんだよ、きっと

(なつのあつさをごまかしにびるのなかににげこんで)

夏の暑さを誤魔化しにビルの中に逃げ込んで

(ひかげですずむきみのめはとてもくらい)

日陰で涼む君の目はとても暗い

(そのいっしゅんのやすらぎをおれのめせんひとつでさ)

その一瞬の安らぎを俺の目線一つでさ

(じゃまをしたのだとしたならもうしわけない)

邪魔をしたのだとしたなら申し訳ない

(きみのことはなにもしらないけど)

君の事は何も知らないけど

(どこかたにんとはおもえない)

どこか他人とは思えない

(とかいににつかわしくないひょうじょうに)

都会に似つかわしくない表情に

(かってながらぼくはこのことばをおくる)

勝手ながら僕はこの言葉を贈る

(くーらーってさいこうだよな)

クーラーって最高だよな

(そふぁーべっどはきもちいいよな)

ソファーベッドは気持ちいいよな

(げーむのなかはじゆうだよな)

ゲームの中は自由だよな

(そとをあるくとつかれるよな)

外を歩くと疲れるよな

(いいんだよそれできっと)

いいんだよ、それできっと

(そのままでいいんだよ)

そのままでいいんだよ

(もえないうわめづかいだね)

萌えない上目遣いだね

(そのめがねでなにをみてるんだい)

そのメガネで何を見てるんだい

(まいにちべんきょうばかりかい)

毎日勉強ばかりかい？

(すきなこはいるかい)

好きな子はいるかい？

(おやがこをおこらないじだいなんだ)

親が子を怒らない時代なんだ

(おこられるまでむちゃしよう)

怒られるまで無茶しよう

(こしがいたくなってきたらねちまおうぜ)

腰が痛くなってきたら寝ちまおうぜ

(ありがとうなそんじゃこんどまたどこかで)

ありがとうな　そんじゃ今度またどこかで

(あいすくりーむをたべようぜ)

アイスクリームを食べようぜ

(ほてるからだをひやすんだ)

火照る体を冷やすんだ

(からいかれーをたべようぜ)

辛いカレーを食べようぜ

(あせをかいたらそででふけ)

汗をかいたら袖でふけ

(いいんだよそれできっと)

いいんだよ、それできっと

(そのままでいいんだよ)

そのままでいいんだよ

(きみのことはなにもしらないけど)

君の事は何も知らないけど

(どこかたにんとはおもえない)

どこか他人とは思えない

(とかいににつかわしくないひょうじょうに)

都会に似つかわしくない表情に

(かってながらぼくはこのことばをおくるよ)

勝手ながら僕はこの言葉を贈るよ

(しゅじんこうはふこうなのさ)

主人公は不幸なのさ

(おひめさまはさらわれる)

お姫様はさらわれる

(おなじへまをくりかえして)

同じヘマを繰り返して

(わらわれてばかりだけど)

笑われてばかりだけど

(いいんだよそれできっと)

いいんだよ、それできっと

(そのままでいいんだよ)

そのままでいいんだよ

(はいけいしんあいなる)

拝啓、親愛なる

(ねこぜのめがねくん)

猫背のメガネくん