BABY STEP

(おさないままでおとなになって)

幼いままで　大人になって

(むねもはれずいみをさがすひび)

胸も張れず　意味を探す日々

(なにをやるにもこころはたりないという)

何をやるにも心は足りないと言う

(もっとすばらしいはずだという)

もっと素晴らしいはずだと言う

(みとめるためのきずふやすたびに)

認めるための傷　増やす度に

(いのちがないている)

命が泣いている

(かぎりあるものが)

限りあるものが

(ぼくらをまよわせてしまうけど)

僕らを迷わせてしまうけど

(おーべいびー)

オー　ベイビー

(あなたはいまだに)

あなたは未だに

(うまれていないとさえおもうよ)

生まれていないとさえ思うよ

(あぁだって)

あぁ　だって

(ぼくがぼくをすきになったしゅんかんから)

僕が僕を好きになった瞬間から

(せかいはかわるのだから)

世界は変わるのだから

(おさないぼくはこどくをしっている)

幼い僕は　孤独を知っている

(いつもだれかとくらべてしまうから)

いつも誰かと比べてしまうから

(それがときにはとてもあたたかいから)

それが　時にはとても暖かいから

(なぜかなおさらかなしくなった)

なぜか　尚更悲しくなった

(おとなになろうとしてむひょうじょうで)

大人になろうとして　無表情で

(ずっとおびえてゆめみがちなひび)

ずっと怯えて　夢見がちな日々

(たちどまったまま)

立ち止まったまま

(あゆんでいくだれかのせなかをみていると)

歩んで行く誰かの背中を見ていると

(こわくてさびしいから)

怖くて寂しいから

(どうしてもゆがみあってしまうよ)

どうしても歪み合ってしまうよ

(ねぇもっと)

ねぇ　もっと

(たんじゅんでいいよたりないものばかりで)

単純でいいよ　足りないものばかりで

(できたせかいのうえだろう)

できた世界の上だろう

(だれになろうともじぶんでしかないんだよ)

誰になろうとも　自分でしかないんだよ

(おくびょうなぼくはすぐかくしてしまうけど)

憶病な僕はすぐ隠してしまうけど

(おもいだしてよこのよでたったひとつ)

思い出してよ　この世でたったひとつ

(ぼくのいのちがないている)

僕の命が泣いている

(いみがないとしても)

意味がないとしても

(いまわらっていられたらいいだろう)

今　笑っていられたらいいだろう

(かぎりあるものが)

限りあるものが

(ぼくらをまよわせてしまうけど)

僕らを迷わせてしまうけど

(おーべいびー)

オー　ベイビー

(それすらわらえてしまうほど)

それすら笑えてしまうほど

(いつもぼくのそばにあるんだよ)

いつも僕のそばにあるんだよ

(あぁだって)

あぁ　だって

(ぼくがぼくをすきになったしゅんかんから)

僕が僕を好きになった瞬間から

(せかいはすべてはかわっていくのだから)

世界は　全ては変わっていくのだから

(ぼくがぼくとしていきることこそが)

僕が僕として生きることこそが

(いだいないっぽめだから)

偉大な一歩目だから