星見ル振リ

(かえりみちのちゃくしんはいまもこころゆさぶる)

帰り道の着信は　今も心揺さぶる

(たちどまりはやるむねに)

立ち止まり　はやる胸に

(とどくめいわくめーるほっとしたりもして)

届く迷惑メール　ほっとしたりもして

(たがいにれんらくをたちさんしゅうかんがすぎた)

互いに連絡を絶ち　三週間が過ぎた

(あのころのきみだったらとうにでんわかけてきたのに)

あのころの君だったら　とうに電話かけてきたのに

(だいすきなだいすきなうみべのみち)

大好きな　大好きな　海辺の道

(ふたりのしゃしんみるくてぃー)

二人の写真　ミルクティー

(とまらないとめられないときのなかで)

止まらない　止められない　時の中で

(ふれあったてをにぎれぬまま)

触れ合った手を握れぬまま

(わすれられるわけないそのひとみがみつめる)

忘れられるわけない　その瞳が見つめる

(ゆっくりとえがおにかわってく)

ゆっくりと笑顔に変わってく

(ぼくがしるこのせかいでいちばんうつくしいもの)

僕が知るこの世界で　一番美しいもの

(ほしみるふりしておもうよ)

星見る振りして　想うよ

(たーみなるはこみあうしあまりすきじゃなかった)

ターミナルは込み合うし　あまり好きじゃなかった

(でもきみをみおくったひそこはふたりのぎんがすてーしょん)

でも君を見送った日　そこは二人の銀河ステーション

(だいすきとだいすきといえないまま)

大好きと　大好きと　言えないまま

(そらもようのはなしだけ)

空模様の　話だけ

(それだけどそれだけでそれいじょうに)

それだけど　それだけで　それ以上に

(ならぬようことばえらんでた)

ならぬよう言葉選んでた

(わすれられるわけないそのこえがぼくをよぶ)

忘れられるわけない　その声が僕を呼ぶ

(くちびるがぼくのためにうごく)

唇が僕のために動く

(ぼくがしるこのせかいでいちばんうつくしいねいろ)

僕が知るこの世界で　一番美しい音色

(いまもかぜのなかきこえる)

今も風の中　聞こえる

(わすれられるわけないそのこえがぼくをよぶ)

忘れられるわけない　その声が僕を呼ぶ

(くちびるがぼくのためにうごく)

唇が僕のために動く

(ぼくがしるこのせかいでいちばんうつくしいねいろ)

僕が知るこの世界で　一番美しい音色

(いまもきこえるよ)

今も聴こえるよ

(わすれられるわけないそのひとみがみつめる)

忘れられるわけない　その瞳が見つめる

(ゆっくりとえがおにかわってく)

ゆっくりと笑顔に変わってく

(ぼくがしるこのせかいでいちばんうつくしいもの)

僕が知るこの世界で　一番美しいもの

(ほしみるふりしておもうよ)

星見る振りして　想うよ