未完のラブ・ソング

(そしてあわきひびがすぎつぎのかいだんのまえで)

そして淡き日々が過ぎ　次の階段の前で

(ぼくらはすこしむくちになるくもったごご)

僕らは少し無口になる　曇った午後

(けしてかわったのじゃなく)

けして変わったのじゃなく

(ときとことばたりなくて)

時間(とき)と言葉足りなくて...

(あいはいつもみがってなかおをみせこまらせる)

愛はいつも身勝手な　表情(かお)を見せ　困らせる

(ｏｈきずつけたりだきよせてみたり)

Oh　傷つけたり　抱き寄せてみたり

(ぼくらのらぶそんぐはみかんせいなさまよいのひびき)

僕らのラブソングは未完成な　彷徨いの響き

(ふたりがさがしもとめているめろでぃー)

二人が探し求めている　メロディー

(かさなりとけあうそのしらべはいつきこえるの)

重なり　溶け合うその調べは　いつ聴こえるの？

(いつもそばにいてほしいいまはひとりにしてほしい)

いつも傍にいてほしい　今はひとりにしてほしい

(むじゅんのかべにほんろうされつのるいたみ)

矛盾の壁に翻弄され　募る痛み

(たえずながれあるかわにあしをとられそうになる)

絶えず流れある河に　足を取られそうになる

(あいはとてもいたずらなわなしかけためしてる)

愛はとても悪戯な　罠仕掛け　試してる

(ｏｈみつめあったりわだいそらしたり)

Oh　見つめあったり　話題そらしたり

(ぼくらのらぶそんぐはまだつづくよやくそくのひびき)

僕らのラブソングはまだ続くよ　約束の響き

(ふたりがかなでるしんじつのめろでぃー)

二人が奏でる真実のメロディー

(しずかにみみをかたむけたならきこえてくるよ)

静かに　耳を傾けたなら　聴こえてくるよ

(あすにかかるはしかならずわたってみせる)

明日に架かる橋　必ず渡ってみせる

(ふあんなかぜにもまけることなく)

不安な風にも　負けることなく...

(ぼくらのらぶそんぐにおわりはない)

僕らのラブソングに最終章(おわり)はない

(えいえんのひびき)

永遠の響き

(ふたりのあいをずっとしんじているよ)

二人の愛をずっと信じているよ

(たしかにいえることばはひとつ)

たしかに云える言葉はひとつ

(いまもあいしてる)

「今も愛してる...」