もう二度と/ECHOLL

(ねえあさがくれば)

ねえ朝が来れば

(なにごともないようにはなせるきがしていた)

何事もないように話せる気がしていた

(ぼんやりとひかりが)

ぼんやりと光が

(ひとりきりのぼくをあわくうつしていく)

ひとりきりの僕を淡く映していく

(だいじなひとだとわかってとくべつなおもいとしって)

大事な人だと分かって　特別な想いと知って

(いつもなぜかきずつけてしまう)

いつもなぜか傷つけてしまう

(ふりまわしてばっかりでまたぼくのせいだとおもって)

振り回してばっかりで　また僕のせいだと思って

(いきをきらしここまできたんだ)

息を切らしここまで来たんだ

(やさしさとかかなしみとか)

優しさとか　悲しみとか

(なにもかもぜんぶあなたとおぼえた)

なにもかも全部あなたと覚えた

(むねのおくがまだいたむのなら)

胸の奥がまだ痛むのなら

(かさねたてはもうはなさないから)

重ねた手はもう離さないから

(ねえきみといれば)

ねえ君と居れば

(どんなふこうだろうとわらえるきがする)

どんな不幸だろうと笑える気がする

(まっすぐなこえが)

まっすぐな声が

(からっぽのぼくのむねをみたしていく)

空っぽの僕の胸を満たしていく

(そのくろくすきとおったひとみをのぞきこんで)

その黒く透き通った　瞳を覗き込んで

(きみのなかにふかくおちてく)

君の中に深く落ちてく

(えいえんにつづきそうでいっしゅんでおわりそうな)

永遠に続きそうで　一瞬で終わりそうな

(いまをきみとふたりでいたい)

今を君とふたりで居たい

(あいのいみもゆめのはても)

愛の意味も　夢の果ても

(すべてのことをあなたとしりたい)

全てのことをあなたと知りたい

(このさきにはまだしらないことが)

この先にはまだ知らないことが

(あきれるほどぼくらをまってる)

呆れるほど僕らを待ってる

(やさしさとかかなしみとか)

優しさとか　悲しみとか

(なにもかもぜんぶあなたとおぼえた)

なにもかも全部あなたと覚えた

(むねのおくがまだいたむのなら)

胸の奥がまだ痛むのなら

(かさねたてはもうはなさないから)

重ねた手はもう離さないから