無知な命へ
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歌詞(問題文)
(ゆうぐれよりあたたかかったゆびのすきまうめるあのたいおん)
夕暮れより暖かかった 指の隙間埋める あの 体温
(うれいはとおくまよいなんてなかったかつてにすがるよわいむね)
憂いは遠く 迷いなんてなかった 「かつて」にすがる 弱い胸
(ほほよせてめをとじればかんじられただれにもにてないかおり)
頬寄せて目を閉じれば感じられた 誰にも似てない 香り
(うたがいもせずなにもこわくなかったかつてにすがるわるいくせ)
疑いもせず 何も怖くなかった 「かつて」にすがる 悪い癖
(あたりまえのようにずっとそばにいるんだとおもってた)
当たり前の様に ずっと側にいるんだと思ってた
(さよならそれさえつたえられないままひとりのこされて)
「さよなら」それさえ伝えられないまま 一人残されて
(ゆきばをうしなったかかえきれないことばがむねのなかにごるだけ)
行き場を失った抱えきれない言葉が 胸の中 濁るだけ
(めぐるきせつがはだにさすかんかくあのえいがのつづきささいなほどざんこくわかる)
廻る季節が肌に射す感覚 あの映画の続編 些細なほど残酷 「解る?」
(このつまさきはだれをたどりどこへむきなんのためすすめばいいかおしえて)
この爪先は 誰を辿り どこへ向き 何の為進めばいいか教えて
(さよならそれさえつたえられないままひとりのこされて)
「さよなら」それさえ伝えられないまま 一人残されて
(ゆきばをうしなったかかえきれないことばはとめどなく)
行き場を失った抱えきれない言葉は とめどなく
(ありがとそれさえすなおにいえぬままこれからずっと)
「ありがと」それさえ素直に言えぬまま これからずっと
(いくどとながれたあめやさめそのひとつもしらずきえたむちないのちへ)
幾度と流れた 雨や雨 その一つも知らず消えた 無知な命へ