130 チャールズ・ダーウィンと自然選択

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(1842ねん、ちゃーるずだーうぃんは「しゅのきげん」のしっぴつをはじめた。)

1842年、チャールズ・ダーウィンは『種の起源』の執筆を始めた。

(せいぶつしゅうだんはじかんとともにしんかするというせつをとなえたのはかれが)

生物集団は時間とともに進化するという説を唱えたのは彼が

(さいしょではなかったが、なぜしんかするのかというりろんをとなえたのは、)

最初ではなかったが、なぜ進化するのかという理論を唱えたのは、

(かれがはじめてだった。)

彼がはじめてだった。

(いんぐらんどのしゅろっぷしゃーしゅうにすむゆうふくなしんしかいきゅうのいえに)

イングランドのシュロップシャー州に住む裕福な紳士階級の家に

(うまれただーうぃんは、めぐまれたこどもじだいをすごした。)

生まれたダーウィンは、恵まれた子ども時代を過ごした。

(ちちはざいさんのあるいしで、はははちょめいなとうげいかじょさいあ)

父は財産のある医師で、母は著名な陶芸家ジョサイア・

(うぇっじうっどのむすめだった。うまれつきしんけいしつだっただーうぃんは、)

ウェッジウッドの娘だった。生まれつき神経質だったダーウィンは、

(ちちのあとをついでいしになることはできなかった。それでもちちは、)

父の跡を継いで医師になることはできなかった。それでも父は、

(むすこにはなんらかのちてきしょくぎょうについてほしいとかんがえ、せいしょくしゃに)

息子には何らかの知的職業に就いてほしいと考え、聖職者に

(させようとした。だーうぃんは、しぜんかんさつやかいぼうがく、ちしつがく、)

させようとした。ダーウィンは、自然観察や解剖学、地質学、

(しょくぶつがくにねっちゅうしたが、しゅうきょうにはそれほどかんしんがなかった。)

植物学に熱中したが、宗教にはそれほど関心がなかった。

(けんぶりっじだいがくくらいすとかれっじでしんがくをさんねんかんまなんだあと、)

ケンブリッジ大学クライスト・カレッジで神学を三年間学んだ後、

(だーうぃんのもとにせいしょくしゃのみちからのがれるちゃんすがおとずれる。)

ダーウィンのもとに聖職者の道から逃れるチャンスが訪れる。

(22さいのとき、いぎりすかいぐんのびーぐるごうに、きぞくのちをひく)

22歳のとき、イギリス海軍のビーグル号に、貴族の血を引く

(ろばーとふぃっつろいせんちょうのどうこうしゃとしてじょうせんすることになった。)

ロバート・フィッツロイ船長の同行者として乗船することになった。

(ふぃっつろいせんちょうは、がいようでふねをしきするこどくさをおそれ、)

フィッツロイ船長は、外洋で船を指揮する孤独さを恐れ、

(はなしあいてをひつようとしていたのである。それからごねんかん、)

話し相手を必要としていたのである。それから五年間、

(だーうぃんはみなみたいへいようのしまじま、みなみあめりか、おーすとらりあの)

ダーウィンは南太平洋の島々、南アメリカ、オーストラリアの

(かくちをまわった。このときがらぱごすしょとうのめずらしいせいぶつなど、)

各地を回った。このときガラパゴス諸島の珍しい生物など、

など

(かくちでどうしょくぶつをかんさつしたけっかが、のちのしんかろんのきばんとなった。)

各地で動植物を観察した結果が、のちの進化論の基盤となった。

(かれは、どうぶつたちがかんきょうにてきおうしているらしいことにきがついた。)

彼は、動物たちが環境に適応しているらしいことに気がついた。

(たとえば、くちばしがほそながいとりは、ほそながいはなのみつをすっている。)

例えば、くちばしが細長い鳥は、細長い花の蜜を吸っている。

(これはぐうぜんではないとだーうぃんはかんがえた。もっともほそながいくちばしを)

これは偶然ではないとダーウィンは考えた。最も細長いくちばしを

(もったとりが、いきのこるかくりつがもっともたかく、ゆえに、そのしんたいてきとくちょうを)

持った鳥が、生き残る確率が最も高く、ゆえに、その身体的特徴を

(つぎのせだいにつたえるかのうせいももっともたかくなるはずだ。こうして、)

次の世代に伝える可能性も最も高くなるはずだ。こうして、

(とりはそのはなにてきごうするようじかんをかけてしんかしていく。)

鳥はその花に適合するよう時間をかけて進化していく。

(くちばしがふとくてみじかいとりは、そのままぜつめつしてしまうだろう。)

くちばしが太くて短い鳥は、そのまま絶滅してしまうだろう。

(このしぜんせんたくのぷろせすは、ちきゅうじょうにすむすべてのせいぶつのとくちょうを)

この自然選択のプロセスは、地球上に住むすべての生物の特徴を

(せつめいするのにもつかえるはずだ。かいそうからしろながすくじらにいたる)

説明するのにも使えるはずだ。海藻からシロナガスクジラに至る

(まで、すべてのせいぶつしゅうだんは「てきしゃせいぞん」によってしんかしたのだと、)

まで、すべての生物集団は「適者生存」によって進化したのだと、

(だーうぃんはけつろんづけた。)

ダーウィンは結論づけた。

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