その神のジレンマに

(くるしみをすこしでも)

苦しみを少しでも

(わかちあいたいのに．．．)

分かち合いたいのに…

(ゆるされないさだめ)

許されない定め

(かみのじれんま)

神のジレンマ

(あいとはそう)

愛とはそう

(じゃまされるほど)

邪魔されるほど

(もえあがるものというわ)

燃え上がるモノというわ

(わたしのまわりにうずまくそれがきっかけだった)

私の周りに渦巻くソレがきっかけだった

(ちかづくきみのことばはやけにあたたか)

近づく君のコトバはやけに温か

(むねのおくいたくなる)

胸の奥　痛くなる

(しんせつしんだけではじょうずにはなせない)

親切心だけでは上手に話せない

(そんざいがおおきすぎて)

存在が大きすぎて

(れいせいになれない)

冷静になれない

(いたみをしっても)

痛みを知っても

(そばにいたいときみはいう)

そばにいたいと君は言う

(なみだながしながら)

涙流しながら

(つよくゆびをにぎりかえした)

強く指を握り返した

(このおもいしるひがくること)

この想い　知る日が来ること

(こころのどこかでは)

心の何処かでは

(きょうみときたいだらけだったこと)

興味と期待だらけだったこと

(ひていしない)

否定しない

(そのさきのことなんて)

その先のことなんて

(そうぞうできたのに)

想像出来たのに

(こどもだったんだねａｈ．．．)

子供だったんだね　Ah…

(なにもしらないころにもどれたらいいのに)

何も知らない頃に戻れたらいいのに

(ねがいをひていするように)

願いを否定するように

(いつもあいたくなった)

いつも会いたくなった

(わたしじゃないだれかをそうぞうができない)

私じゃない誰かを想像ができない

(これはつよさですか？)

これは強さですか？

(よわさでしょうか？)

弱さでしょうか？

(こたえはでない)

答えは出ない

(わたし、ひとりでいる)

私、独りでいる

(みんながえがおになる)

みんなが笑顔になる

(それでいいとおもってた)

それでいいと思ってた

(．．．おめでたいなほんと)

…おめでたいなホント

(わたしじゃないだれかをそうぞうができない)

私じゃない誰かを想像ができない

(これはつよさですか？)

これは強さですか？

(よわさでしょうか？)

弱さでしょうか？

(だれもしらない)

誰も知らない