翔

(ぼくらはいつもためされている)

僕らはいつも試されている

(たちふさがるおおきなかべに)

立ち塞がる大きな壁に

(だけどどうかひとつだけしんじてほしいんだ)

だけどどうか一つだけ信じてほしいんだ

(それはぼくらにしかこえられないかべだと)

それは僕らにしか越えられない壁だと

(こころがぎゅっとしめつけられて)

心がぎゅっと締め付けられて

(ふあんがぼくらをおしつぶそうとする)

不安が僕らを押し潰そうとする

(だからぼくはずっとここでさけびつづけるんだ)

だから僕はずっとここで叫び続けるんだ

(どうかあなたにとどくといいな)

どうかあなたに届くといいな

(かなしいことがおおすぎて)

哀しい事が多過ぎて

(ちっそくしそうになるのなら)

窒息しそうになるのなら

(おおきくいきをすいこんで)

大きく息を吸い込んで

(はてしないそらにはきだせばいい)

果てしない空に吐き出せばいい

(たとえあなたがきずついても)

たとえあなたが傷ついても

(ひとりでないていても)

一人で泣いていても

(どこにもいかないよずっとそばに)

どこにも行かないよ　ずっとそばに

(いつのひかつばさひろげはばたくそのとき)

いつの日か　翼広げ羽ばたくその時

(あなたとわらうそれはぼくのいきるいみ)

あなたと笑う　それは僕の生きる意味

(であいのかずだけわかれはあるさ)

出会いの数だけ別れはあるさ

(それはのがれようのないじじつだけど)

それは逃れようのない事実だけど

(かぎりあるこのときをかぎりあるこのいのちを)

限りあるこの時を　限りあるこの命を

(ともにいきてゆくとちかった)

共に生きてゆくと誓った

(なみだすらかれはててしまいそうになっても)

泪すら枯れ果ててしまいそうになっても

(そっとそのめをあけてごらん)

そっとその目を開けてごらん

(ほらここにもあなたをひつようとしてる)

ほらここにも　あなたを必要としてる

(ひとがいるんだよ)

人がいるんだよ

(そしてだれもがあいをさがすときにはまよいながら)

そして誰もが愛を探す　時には迷いながら

(どこまでもつづいてゆくみちのとちゅうで)

どこまでも続いてゆく道の途中で

(なんどだってのりこえられる)

何度だって乗り越えられる

(そのさきにあるあしたへぼくらすすむんだ)

その先にある　明日へ僕ら進むんだ

(かぜにふかれてころがりつづけてたどりつくんだ)

風に吹かれて　転がり続けて　辿り着くんだ

(はじまりはとつぜんにまだみぬばしょへ)

始まりは突然に　まだ見ぬ場所へ

(ときはつれてゆく)

時は連れてゆく

(ことばではつたえきれないこころをつたうおもい)

言葉では伝えきれない　こころを伝う思い

(たしかにここにあるよけっしてきえない)

確かにここにあるよ　決して消えない

(たとえあなたがきずついても)

たとえあなたが傷ついても

(ひとりでないていても)

一人で泣いていても

(どこにもいかないよずっとそばに)

どこにも行かないよ　ずっとそばに

(いつのひかつばさひろげはばたくそのとき)

いつの日か　翼広げ羽ばたくその時

(あなたとわらうそれはぼくのいきるいみ)

あなたと笑う　それは僕の生きる意味

(かけがえのないあなたといつまでも)

かけがえのないあなたと　いつまでも