紛う星の如く

(かたりだしたのは)

語り出したのは

(はるかかなたの)

遥か彼方の

(こどくがさびつき)

孤独が錆びつき

(かわいたきおく)

乾いた記憶

(かわってゆくのは)

変わってゆくのは

(せかいのいろか)

世界の色か

(りそうにそまったわたしのほうか)

理想に染まった私の方か

(そうだれもが)

そう誰もが

(しょうめいをしたくて)

証明をしたくて

(いのるようにさがした)

祈るように探した

(とくべつだっていうそのしるし)

特別だっていうそのシルシ

(あなたのこころにひかりを)

貴方の心に光を

(ともせるのなら)

灯せるのなら

(つらぬくはおのれのせいぎ)

貫くは己の正義

(そのうらがわで)

その裏側で

(まがいものにこいをするの)

紛い物に恋をするの

(ゆめを)

理想を

(うつしてとらわれ)

映して囚われ

(つみをほろぼすために)

罪を滅ぼす為に

(いま、つみをかさねる)

今、罪を重ねる

(ひとはそれぞれの)

人はそれぞれの

(ねがいがあって)

願いがあって

(むいしきのさきへてを)

無意識の先へ手を

(のばしゆく)

伸ばしゆく

(いつしかみりょくが)

いつしか魅力が

(きばをむいたら)

牙を剥いたら

(あこがれはいつかりせいもこえる)

憧れはいつか理性も超える

(そうだれもがしあわせをもとめて)

そう誰もが幸せを求めて

(かくれていたじぶんの)

隠れていた自分の

(かわきにきづくの)

渇きに気付くの

(あなたのくらやみに)

貴方の暗闇に

(ほしをうつせるのなら)

星を映せるのなら

(みらいへのくもをはらって)

未来への雲を払って

(かがやかせよう)

輝かせよう

(まがいものなんていらない)

紛い物なんて要らない

(たったひとつのほんもの)

たったひとつの本物

(たとえとおいみちでもいい)

たとえ遠い道でもいい

(てにいれるまで)

手に入れるまで

(あなたはあきらめたように)

貴方は諦めたように

(めをふせるけど)

目を伏せるけど

(うんめいなんてじぶんしだいさ)

運命なんて自分次第さ

(あなたのこころにひかりを)

貴方の心に光を

(ともせるのなら)

灯せるのなら

(つらぬいてゆけおのれのせいぎ)

貫いてゆけ己の正義

(まがいものなんていらない)

紛い物なんて要らない

(たったひとつを)

たったひとつを

(たとえとおいみちでもいい)

たとえ遠い道でもいい

(てにいれるまで)

手に入れるまで