心綺楼

(いきとしいけるものたちよ)

生きとし生けるものたちよ

(そのながきいのちを)

その長き命を

(もっていかにあるのか)

以って如何にあるのか

(なやめどなやめど)

悩めど悩めど

(こたえはえられず)

答えは得られず

(ならばさかせよ)

ならば咲かせよ

(せつなにかざるはな)

刹那に飾る花

(あまたのおもいよ)

数多の感情よ

(はなとなれ。)

花となれ。

(そこなようかい)

そこな妖怪

(はくれいのみこのおまえなら)

博麗の巫女の御前なら

(ごにんきちょうだい)

御人気頂戴

(ついでにおさいせんもちょうだい)

ついでにお賽銭も頂戴

(はなつかりょくは)

放つ火力は

(たゆまぬひびのけっしょうだから)

弛まぬ日々の結晶だから

(しんぴをこえては)

神秘を越えては

(なってしまおうきぼうへと)

なってしまおう希望へと

(おやじのいわく)

親父の曰く

(このたたかいのぎにあってなお)

この戦いの義にあってなお

(きさまはすでに)

貴様は既に

(すけーるのさでまけていよう)

スケールの差で負けていよう

(すくおうげんせ)

救おう現世

(さいきょうそうりょのなにかけて)

最強僧侶の名にかけて

(ちからをふるうは)

力を揮うは

(ぶつりてきになむさんぼう)

物理的に南無三宝

(かきみだされるしんこうのありかたに)

かき乱される信仰の在り方に

(そのかげみつか)

その影　密か

(てをのばすまえに)

手を伸ばす前に

(こころにまかせつたえよ！)

こころにまかせ　伝えよ！

(このせつなうつろいいく)

この刹那うつろい行く

(いくえいくたそのおもい)

幾重幾多その感情

(それらたいらかならずなら)

それら平らかならずなら

(やってみせようひとしょうぶ！)

やって魅せよう　一勝負！

(さあにんきばくはつ！)

さあ人気爆発！

(おおわざげきとつ！)

大技激突！

(あまねくこえよ)

遍く歓声よ

(ぶたいのはなとなれ。)

舞台の花となれ。

(われはこまなり)

我は駒なり

(このこころにくもりなどはなく)

この心に曇りなどはなく

(そこなごじんは)

そこな御仁は

(てきか？！)

敵か？！

(それならばひをはなて)

それならば火を放て

(われからいでよ)

我から出でよ

(あまねくきぼうのあるところは)

遍く希望のある所は

(あらたなめん)

新たな面

(これぞきぼうのかたちなり)

これぞ希望の形なり

(まつりとあらば)

祭りとあらば

(ゆるむさいふのひもをねらえ)

緩む財布の紐を狙え

(あそびじゃねえんだ)

遊びじゃねえんだ

(じごくのさたさえもなんとやら)

地獄の沙汰さえもなんとやら

(つきがでたでた)

月が出た出た

(さどのふたついわのおとおりじゃ)

佐渡の二ッ岩のお通りじゃ

(ひとざとあるけど)

人里歩けど

(そのしょうたいはしれぬまま)

その正体は知れぬまま

(つぎからつぎへうつろうしんこうに)

次から次へ移ろう信仰に

(みだされ)

乱され

(うばわれるそのまえに)

奪われるその前に

(こころのままにつたえよ！)

こころのままに　伝えよ！

(ひかりのみえぬくらがりに)

光の見えぬ暗がりに

(あしたなきいのちおくるなら)

明日なき命送るなら

(ただわらってながめよう)

ただ笑って眺めよう

(いきていれば)

生きていれば

(ええじゃないか！)

ええじゃないか！

(さあにんきばくはつ！)

さあ人気爆発！

(だんまくさくれつ！)

弾幕炸裂！

(とびかうこえよ)

飛び交う怒号よ

(ぶたいのはなとなれ。)

舞台の花となれ。

(いのちはこころのあるところ)

命は心の在る処

(あまたいとなみ)

数多営み

(ひとからひとへ)

人から人へ

(ものからものへ)

物から物へ

(かくかくのものがたり)

斯く斯くの物語

(あしたはゆくえしらず)

明日は行方知らず

(しんきろうのなか)

蜃気楼の中

(それでもなおも)

それでも尚も

(こころのまま)

心のまま

(あすへとつたえいけ)

明日へと伝え行け

(そのはじまりよりいたるまで)

その始まりより至るまで

(すべてのおもいをみわたせど)

全ての感情を見渡せど

(なやみみだれて)

悩み　乱れて

(ここちうつろ)

心地　虚ろ

(いまだみちねば)

未だ満ちねば

(きぼうをこのてに！)

希望をこの手に！

(うたげもたけなわか)

宴も酣か

(あしきのうもみおさめよう)

悪しき能も見納めよう

(さんいいったい)

三位一体

(しらべきふせて)

調き伏せて

(うらむなかれよめんれいき！)

恨む勿れよ　面霊気！

(しかしてこちらもまけられぬ)

しかしてこちらも負けられぬ

(すべてのきぼうがために)

全ての希望がために

(まってみせよういまいちど)

舞ってみせよう今一度

(さあこころのめいずるまま！)

さあ“この名”の命ずるまま！

(にんきばくはつ！)

人気爆発！

(ふすぺるみだれとぶ！)

符スペル乱れ飛ぶ！

(きぼうのこえよ)

希望の希求よ

(ぶたいのはなとなれ。)

舞台の花となれ。

(はなとなれ。)

花となれ。