月景色

(めがさめひろがる)

目が覚め　広がる

(かがやくこのつきげしき)

輝く　この月景色

(くらくてふかくて)

暗くて　深くて

(きれいなこのつきげしき)

綺麗な　この月景色

(だれかがなくから)

誰かが　泣くから

(さびしいこのつきのよは)

サビシイ　この月の夜は

(ちいさくたたずむ)

小さく　佇む

(しずかなこのつきのよは)

静かな　この月の夜は

(きみとのやくそくはたせなかった)

君との約束　果たせなかった

(あのえがおさえきえてしまった)

あの笑顔さえ　消えてしまった

(とおくつきはまだひかって)

遠く月はまだ光って

(あすになればすこしかわり)

明日になれば少し変わり

(いつまでくりかえす？)

いつまで繰り返す？

(だれかたすけてよ)

誰か助けてよ

(どんなにないても)

どんなに　泣いても

(かがやくこのつきげしき)

輝く　この月景色

(どこかでよぶこえ)

どこかで　呼ぶ声

(きこえる？このつきのよに)

聴こえる？　この月の夜に

(きみとのやくそくはたせなかった)

君との約束　果たせなかった

(あのよこがおもきえてしまった)

あの横顔も　消えてしまった

(さがしもとめるほどとおく)

探し求める程遠く

(だれもこたえてはくれない)

誰も応えてはくれない

(わたしのさがしものみつからずに)

私の探し物　見つからずに

(どうしてわたしなの？)

どうして　私なの？

(どうしてだれもいないの？)

どうして　誰もいないの？

(どうしてどうしてどうして？)

どうして　ドウシテ　どうして？

(どうしてこうなったの？)

どうして　こうなったの？

(どうしておしえてよ)

どうして　教えてよ

(もういちどきみにあいたい)

もう一度君に逢いたい

(きみとのやくそくはたせなかった)

君との約束　果たせなかった

(あのおもいではきえてしまった)

あの想い出は　消えてしまった

(きみのくれたあのぬくもり)

君のくれたあのぬくもり

(つきのようにやさしかった)

月のように優しかった

(かなわぬおもいだけ)

叶わぬ想いだけ

(あすのそらにきえてく)

明日の空に消えてく

(つきはまだひかって)

月はまだ光って

(めぐりくるあすとおなじで)

巡り来る明日と同じで

(もうやめようもういいよ)

もうやめよう　もういいよ

(きみのそばへ)

君の傍へ

(もうすぐあえるから)

もうすぐ逢えるから

(つきのよへ)

月の夜へ

(きみにあいにいくよ)

君に逢いに行くよ