走れ/阿部真央

(やりたいことがあるのにがまんするなんてなんせんす)

やりたいことがあるのに　我慢するなんてナンセンス

(めをそむけるなよじぶんのこえをきけ)

目を背けるなよ　自分の声を聞け

(まわりがどうだからとかほざくそのまいんどかすです)

「まわりがどうだから」とか　ほざくそのマインド、カスです。

(ひととおなじでまんぞくできるのか)

人と同じで満足できるのか？

(いぶいてるそのときめきをむししないでつぶさないで)

息吹いてるそのときめきを　無視しないで　潰さないで

(つきぬけおわりなきしょうどうを)

突き抜け　終わりなき衝動を

(おまえのそのめはあしはかざりじゃないんだろう)

お前のその目は、足は、飾りじゃないんだろう？

(はげしくうちつづけるこどうかくすなよ)

激しく打ち続ける鼓動隠すなよ

(こわがるのはふみだしてからだはしれ)

怖がるのは　踏み出してからだ　走れ

(おさえつけられすぎてめがしんでいるひとばっか)

押さえつけられすぎて　目が死んでいる人ばっか

(めをそむけるなようつつのしんをしれ)

目を背けるなよ　現の真を知れ

(きかざってじょうさらさないでつまんないよもうばか)

着飾って情晒さないで　つまんないよもう、馬鹿。

(かっこうつけなんてのぞんでいないから)

格好つけなんて　望んでいないから

(きづいてるもとむすがたをもみけさないでよごさないで)

気づいてる求む姿を　もみ消さないで　汚さないで

(つきさすそのめがひかりをとらえるとき)

突き刺す　その目が光を捉える時

(そのこわいろはけんをとりもどす)

その声色は　険を取り戻す

(ふりかざすそのてがおのれをもぎとるとき)

振りかざす　その手が己をもぎ取る時

(しんにかがやくものにおまえがなる)

真に輝く者に　お前が成る

(だからなあはしれよ)

だから　なあ　走れよ

(にのあしはそろそろおわりにしてききたくないいいわけなんて)

二の足はそろそろ終わりにして　聞きたくない　言い訳なんて

(つきぬけおわりなきしょうどうを)

突き抜け　終わりなき衝動を

(おまえのそのめはあしはかざりじゃないんだろう)

お前のその目は、足は、飾りじゃないんだろう？

(はげしくうちつづけるこどうかくすなよ)

激しく打ち続ける鼓動隠すなよ

(こわがるのはふみだしてからだはしれはしれ)

怖がるのは　踏み出してからだ　走れ　走れ