光と闇の半夏生は

(てをかざしてさえぎるのは)

手をかざして　さえぎるのは

(のろいのこえなげきのうた)

呪いの召集（こえ）？嘆きの旋律（うた）？

(いいえちがうこがねいろの)

いいえ違う　黄金色の

(たそがれのまぶしさよ)

黄昏の　まぶしさよ

(むねのなかにこだました)

胸の中に　木霊した

(かなしいねいろはとだえ)

哀しい音色は　途絶え

(うつくしすぎるそのほほえみがひろがる)

美しすぎる　その微笑みが　広がる･･･

(ひかりとやみのはんげしょうきせつはかわり)

光と闇の半夏生　季節は変わり

(いろづくせかいもどしてくれたあなた)

色づく世界　戻してくれたあなた

(わすれていたとそれさえわすれていたこころ)

忘れていたと　それさえ　忘れていた心

(いつかきえようとも)

いつか　消えようとも

(いまはここにあろう)

今は　ここに在ろう

(うつむいてたきおくをすて)

うつむいてた　記憶を捨て

(みあげるのはそらのかなた)

見上げるのは　空の彼方

(あなたならばたどりつける)

あなたならば　たどり着ける

(こうふくというばしょよ)

幸福と　いう場所よ

(ことわりからはずれてた)

理から　外れてた

(いみさえもたないそんざい)

意味さえ持たない　存在

(あなたのためになにができるかおしえて)

あなたの為に　何が出来るか　教えて･･･

(ひかりとやみのはんげしょうわたしをかえて)

光と闇の半夏生　私を変えて

(いきづくせかいかえしてくれたあなた)

息づく世界　帰してくれたあなた

(けがれていたとそれさえみとめられるこころ)

穢れていたと　それさえ　認められる心

(いつかくちようとも)

いつか　朽ちようとも

(いまはここにあろう)

今は　ここに在ろう

(よみがえろうとこのみをのろうばかりで)

･･･蘇ろうと　この身を　呪うばかりで

(すべてをとざしうずくまってたわたし)

すべてを閉ざし　うずくまってた私

(ゆるされていたあなたがわたしをゆるしてた)

許されていた　あなたが　私を許してた

(だからほほえみましょう)

だから　微笑みましょう･･･

(ひかりとやみのはんげしょうきせつはかわり)

光と闇の半夏生　季節は変わり

(いろづくせかいもどしてくれたあなた)

色づく世界　戻してくれたあなた

(おさないころとかわらずときがめぐるのなら)

幼い頃と　変わらず　時が巡るのなら

(ともにあるきだそう)

共に　歩き出そう

(いつもそばにあろう)

いつも　そばに在ろう