抱きしめたいけど

(ａｈ－このてのひらを)

ah-　この手のひらを

(すいへいせんとへいこうにしてながめてた)

水平線と平行にして眺めてた

(ａｈ－なつのひざしが)

ah-　夏の日差しが

(とびうおのようにあおいうみをはねてる)

トビウオのように　青い海を跳ねてる

(つぎのばすがくるまで)

次のバスがくるまで

(ぼくたちはまだこいびとだ)

僕たちはまだ恋人だ

(もうすこしだけこのままで)

もう少しだけこのままで

(おもいでにするにははやい)

思い出にするには早い

(だきしめたいけどさびしさになれよう)

抱きしめたいけど　寂しさに慣れよう

(きみがいないみらいすぐにはじまる)

君がいない未来　すぐに始まる

(まだきえぬあいはこのすなはまにおいていく)

まだ消えぬ愛は　この砂浜に置いていく

(こんなにだれかをもうにどとあいせないだろう)

こんなに誰かを　もう二度と愛せないだろう

(ａｈ－どんなことばで)

ah-　どんな言葉で

(いまのきもちをつたえればいいかわからなくて)

今の気持ちを伝えればいいかわからなくて

(ａｈ－ほしがいくつか)

ah-　星がいくつか

(よぞらにみえたらきみのひとみもかがやく)

夜空に見えたら　君の瞳も輝く

(さいしゅうのばすだよぼくたちもさよならのとき)

最終のバスだよ　僕たちもさよならの時

(あまいきせつもすぎてゆく)

甘い季節も過ぎてゆく

(みおくるうみがさわぐなみ)

見送る海が騒ぐ波

(だきしめたいけどきすをしてしまいそう)

抱きしめたいけど　キスをしてしまいそう

(ぼくがいないみらいじゃまはできない)

僕がいない未来　邪魔はできない

(であえたことまでこうかいをしてしまうまえに)

出会えたことまで　後悔をしてしまう前に

(いちばんすてきなこいだったといつかいえるように)

一番素敵な恋だったといつか言えるように

(ひがしずんでやみがまくをひきながら)

日が沈んで　闇が幕を引きながら

(まっさらなあしたのじゅんびをするんだ)

真っ新な明日の　準備をするんだ

(だきしめたいけどさびしさになれよう)

抱きしめたいけど　寂しさに慣れよう

(きみがいないみらいすぐにはじまる)

君がいない未来　すぐに始まる

(まだきえぬあいはこのすなはまにおいていく)

まだ消えぬ愛は　この砂浜に置いていく

(こんなにだれかをもうにどとあいせないだろう)

こんなに誰かを　もう二度と愛せないだろう