WALTZ

(「ひかり」「ゆめ」「ほほえみ」さようなら)

「光」「夢」「微笑み」　さようなら

(「やみ」「ぜつぼう」「かなしみ」こんにちは)

「闇」「絶望」「悲しみ」　こんにちは

(しょうひんにてきさぬとはじきおとされて)

商品に適さぬと　はじき落とされて

(べるとこんべやーからのすかいだいぶ)

ベルトコンベヤーからのスカイダイブ

(ひとりそしてまたひとりはじかれて)

一人そしてまた一人　はじかれて

(くりかえされるてすとにりだつしゃはふえる)

繰り返される審査に離脱者は増える

(しょーうぃんどうにならぶのはひとにぎりだけ)

ショーウィンドウに並ぶのは一握りだけ

(ゆびをくわえてみてるなんかいや)

指をくわえて見てるなんか嫌

(いやもしかしたらここのれつのほうが)

いや　もしかしたら　ここの列の方が

(えらばれしひとのながれか？)

選ばれし人の流れか？

(そんなわきゃないじぶんがよくわかってる)

そんな訳ゃない　自分が良く分かってる

(なげいてないて)

嘆いて　泣いて

(つかれてねむってｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

疲れて　眠って　wow wow wow

(ようきゅうにあわせてかえられるすたいる)

要求に合わせて変えられるスタイル

(じゅうなんなとこがちょうしょさりれきしょのとおり)

柔軟なとこが長所さ　履歴書のとおり

(ちがうしてんでみればじぶんがないだけ)

違う視点で見れば自分がないだけ

(そこをしてきされりゃいろんはないや)

そこを指摘されりゃ　異論はないや

(わるつにのせかなしきとおぼえ)

ワルツに乗せ　悲しき遠吠え

(ちへいせんをこえひびくがいい)

地平線を越え　響くがいい

(だれもほしくないひつようとしないなら)

誰も欲しくない　必要としないなら

(みみをふさげ)

耳を塞げ

(くりかえしくりかえしｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

繰り返し繰り返し　wow wow wow

(はんとうめいのどれすでちからなくふらついている)

半透明のドレスで　力なくふらついている

(あたまのなかの「あきらめ」というなのぼうれい)

頭の中の「あきらめ」という名の亡霊

(そいつをやさしくだきしめてつめたいからだをあたためて)

そいつを優しく抱きしめて　冷たい体を温めて

(あさまでしずかにおどって)

朝まで　静かに　踊って

(そのあとこのてでころすぜ)

その後　この手で殺すぜ

(わるつにのせかなしきとおぼえ)

ワルツに乗せ　悲しき遠吠え

(ちへいせんをこえひびくがいい)

地平線を越え　響くがいい

(やみのなかでむなしくおどれ)

闇の中で虚しく踊れ

(あたまゆらして)

頭揺らして

(むねをこがしてｗｏｗｗｏｗ)

胸を焦がして　wow wow

(だれもほしくないひつようとしないなら)

誰も欲しくない　必要としないなら

(みみをふさげ)

耳を塞げ

(くりかえしくりかえしｗｏｗｗｏｗｗｏｗ)

繰り返し繰り返し　wow wow wow