１+１ / サンドクロック

(いちたすいちでしかすすめやしないのに)

１+１でしか 進めやしないのに

(またちかみちさがしてからまわりしてとおまわりしてんだ)

また近道探して空回りして 遠回りしてんだ

(うぬぼれがいつだってよわいぼくのあんないにん)

自惚れがいつだって 弱い僕の案内人

(またつごうのいいぷらすしこうで)

また都合のいいプラス思考で

(ぼくはにげだしたんだ)

僕は逃げ出したんだ

(なんとかなるさはなんともならずに)

「なんとかなるさ」はなんともならずに

(ぼくのめのまえでやまづみになって)

僕の目の前で山積みになって

(またいつものようにぼくはにげだすばしょさがしてんだ)

またいつもの様に僕は逃げ出す場所探してんだ

(しょうもないじぶんたすいちくらいならできんだろ)

しょうもない自分＋１くらいならできんだろ

(くだらないじぶんたすいちくらいならできんだろ)

くだらない自分＋１くらいならできんだろ

(もうどうしようもないくらい)

もうどうしようもないくらい

(だめなじぶんにいやけがさしても)

ダメな自分に嫌気がさしても

(あしたのためなんかひとつくらいならできんだろ)

明日のためなんか１つくらいならできんだろ

(あのころのじぶんからどれくらいかわれたろう)

あの頃の自分から どれくらい変われたろう

(いめーじしていたじぶんにどれくらいちかづけたろう)

イメージしていた自分にどれくらい近づけたろう

(かわろうとしてでもかわれなくて)

変わろうとして でも変われなくて

(おなじことくりかえしてるだけで)

同じこと繰り返してるだけで

(そのうちそんなじぶんすらかわいくせいとうかしていた)

そのうちそんな自分すら可愛く正当化していた

(しょうもないじぶんたすいちくらいならできんだろ)

しょうもない自分＋１くらいならできんだろ

(くだらないじぶんたすいちくらいならできんだろ)

くだらない自分＋１くらいならできんだろ

(もうどうしようもないくらい)

もうどうしようもないくらい

(だめなじぶんにいやけがさしても)

ダメな自分に嫌気がさしても

(あしたのためなんかひとつくらいならできんだろ)

明日のためなんか１つくらいならできんだろ

(どうせいちたすいちでしかすすめないのなら)

どうせ１+１+１+１+…でしか進めないのなら

(しょうもないじぶんたすいちくらいならできんだろ)

しょうもない自分+１くらいならできんだろ

(くだらないじぶんたすいちくらいならできんだろ)

くだらない自分＋１くらいならできんだろ

(もうどうしようもないくらい)

もうどうしようもないくらい

(だめなじぶんにいやけがさしても)

ダメな自分に嫌気がさしても

(あしたのためなんかひとつくらいならできんだろ)

明日のためなんか１つくらいならできんだろ

(ほんとうだめなじぶんたすいちくらいならできんだろ)

本当ダメな自分＋１くらいならできんだろ

(もうぜんぶなげだしてしまいたい)

もう全部投げ出してしまいたい

(くらいつらいよるがあったとしても)

暗い 辛い 夜があったとしても

(あしたのためなんかひとつくらいならできんだろ)

明日のためなんか1つくらいならできんだろ

(ほんとうだめなじぶんたすいちくらいならできんだろ)

本当ダメな自分＋１くらいならできんだろ

(どうせいちたすいちでしかすすめやしないから)

どうせ１+１でしか 進めやしないから