桜、みんなで食べた

(ながいじかんかけてなかよくなれたのに)

長い時間かけて仲良くなれたのに

(もうわかれのきせつがきた)

もう別れの季節が来た

(わかりあうまでにくらすのだれかと)

わかり合うまでにクラスの誰かと

(なんどけんかしただろう？)

何度ケンカしただろう?

(おなじこんのせいふくかえりみちにあつまって)

同じ紺の制服帰り道に集まって

(ここでいつものきのした)

ここでいつもの木の下

(だまってあおぞらをみていた)

黙って青空を見ていた

(さくらみんなでたべたまんかいのはなびら)

桜、みんなで食べた満開の花びら

(はるかぜにふかれたいちまいきゃっちして)

春風に吹かれた一枚キャッチして

(さくらみんなでたべたてのひらのはなびら)

桜、みんなで食べた掌の花びら

(さよならつぶやいておもいでといっしょに)

サヨナラつぶやいて思い出と一緒に

(ゆっくりのみこんだらなみだていすと)

ゆっくり飲み込んだら涙テイスト

(うまくいえないけどいままでいきてきて)

上手く言えないけど今まで生きて来て

(いちばんたのしかったひび)

一番楽しかった日々

(つぎのみらいでもしあわせなできごとが)

次の未来でもしあわせな出来事が

(きっとまっているだろう)

きっと待っているだろう

(そうだわかってるのになぜかあるきだせない)

そうだわかってるのになぜか歩き出せない

(きょうはいいてんきだからよけいにせつなくなるんだ)

今日はいい天気だから余計に切なくなるんだ

(ぜんぶたべてしまおうかなしみのりーずん)

全部、食べてしまおう悲しみのリーズン

(くちのなかひろがるさくらのかおりたち)

口の中広がる桜の香りたち

(ぜんぶたべてしまおうたいせつなきおくも)

全部、食べてしまおう大切な記憶も

(あじなんかしないのにしょっぱくかんじた)

味なんかしないのにしょっぱく感じた

(やがてちってしまったらとおいせいしゅん)

やがて散ってしまったら遠い青春

(いつかきっとここのまえで)

いつかきっとここの前で

(きょうのことおもいだしてなきたくなるね)

今日のこと思い出して泣きたくなるね

(さくらみんなでたべたまんかいのはなびら)

桜、みんなで食べた満開の花びら

(はるかぜにふかれたいちまいきゃっちして)

春風に吹かれた一枚キャッチして

(ぜんぶたべてしまおうかなしみのりーずん)

全部、食べてしまおう悲しみのリーズン

(くちのなかひろがるさくらのかおりたち)

口の中 広がる桜の香りたち

(ぜんぶたべてしまおうたいせつなきおくも)

全部、食べてしまおう大切な記憶も

(だれにもいわないよわたしたちのひみつ)

誰にも言わないよ私たちの秘密

(ゆっくりのみこんで)

ゆっくり飲み込んで

(やがてちってしまったらとおいせいしゅん)

やがて散ってしまったら遠い青春

(なみだていすと)

涙テイスト