ロード第三章

(こえをだしてなきたかったあのよるきみがきえたみちで)

声を出して泣きたかった　あの夜君が消えた道で

(なんどもおいかけようとしてめをとじてあくせるふみこんだ)

何度も追いかけようとして　目を閉じてアクセル踏み込んだ

(そんなときそばできみのこえがきこえておれのこころのなかにいるときづく)

そんな時そばで君の声が聞こえて　俺の心の中にいると気付く

(あいするひとをうばったこのかーぶにはなをおけばいつもゆきがふりだす・・・)

愛する人を奪ったこのカーブに　花を置けばいつも雪が降りだす・・・

(きみのぶんまでなこう・・・きみのぶんまでわらおう・・・)

君のぶんまで泣こう・・・君のぶんまで笑おう・・・

(きみのぶんまであるこう・・・きみのぶんまでいきよう・・・)

君のぶんまで歩こう・・・君のぶんまで生きよう・・・

(とおいむかしにやくそくしたね・・・。)

遠い昔に　約束したね・・・。

(「しきもゆびわもいらない。」と、きみはあきかんのふたをだして)

「挙式も指輪もいらない。」と、君は空缶のフタを出して

(「これでいいの・・・。」と、いいながら)

「これでいいの・・・。」と、言いながら

(ふたりでつけてはしゃいでたのに)

ふたりでつけてはしゃいでたのに

(おおきくなったおなかにおれのてをあてて)

大きくなったお腹に俺の手を当てて

(「おとこのことおんなのことどっちがいい・・・？」ときいた)

「男の子と女の子とどっちがいい・・・？」と聞いた

(あのころのしあわせのおもいでだけといまもくらすきみのいないへやで・・・)

あの頃の幸せの想い出だけと　今も暮らす君のいない部屋で・・・

(きみのぶんまでなこう・・・きみのぶんまでわらおう・・・)

君のぶんまで泣こう・・・君のぶんまで笑おう・・・

(きみのぶんまであるこう・・・きみのぶんまでいきよう・・・)

君のぶんまで歩こう・・・君のぶんまで生きよう・・・

(とおいむかしにやくそくしたね・・・。)

遠い昔に約束したね・・・。

(とおいむかしにやくそくしたね・・・。)

遠い昔に　約束したね・・・。

(こんやもふしぎにおおゆきさあのよるきみがきえたみちで)

今夜も不思議に大雪さ　あの夜君が消えた道で

(どこまでもつづくあかいてーるらんぷが)

どこまでも続く赤いテールランプが

(きれいささいごにおれにくれためもりー)

綺麗さ最後に俺にくれたメモリー

(きみといっしょになこう・・・きみといっしょにわらおう・・・)

君と一緒に泣こう・・・君と一緒に笑おう・・・

(きみといっしょにあるこう・・・きみといっしょにいきよう・・・)

君と一緒に歩こう・・・君と一緒に生きよう・・・

(きみのぶんまでなこう・・・きみのぶんまでわらおう・・・)

君のぶんまで泣こう・・・君のぶんまで笑おう・・・

(きみのぶんまであるこう・・・きみのぶんまでいきよう・・・)

君のぶんまで歩こう・・・君のぶんまで生きよう・・・

(とおいむかしにやくそくしたね・・・。)

遠い昔に　約束したね・・・。

(とおいむかしにやくそくしたね・・・・・・。)

遠い昔に　約束したね・・・・・・。

(とおいむかしにやくそくしたのに・・・。)

遠い昔に　約束したのに・・・。