雨音Valentine

(てんきよほうはうそをつきつまさきがつめたくなる)

天気予報は嘘をつき　つま先が冷たくなる

(あいにくきょうのうんせいけっかさいかいだもんなぁ（ｈａ）)

生憎今日の運勢　結果最下位だもんなぁ　（ha）

(こうさてんにゆきかうかさのむれをかきわけて)

交差点に行き交う　傘の群れを掻き分けて

(きみにあいたくてあしをはやめる)

君に会いたくて　足を早める

(みずもしたたるいいおとこでしょ？)

水も滴る　いい男でしょ？

(こっちのみずはあまいよ)

こっちの水は甘いよ

(そのてでｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

その手で valentine

(とかしてｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

溶かして valentine

(ひえたせなかあたためてほしい)

冷えた背中　暖めて欲しい

(あまおとｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

雨音valentine

(もうすこしこのままできみをかんじていたい)

もう少しこのままで君を感じていたい

(みつめたひとみににじがかかるまで)

見つめた瞳に虹が掛かるまで

(にわかあめのしゅうらいとうきょうははいいろもよう)

にわか雨の襲来　東京は灰色模様

(せかいほうかいぜんやみたいなくうきのしゃそう（ｈａ）)

世界崩壊前夜　みたいな空気の車窓　（ha）

(こうそくにつらなるくるまのじゅうたいをながめて)

高速に連なる　車の渋滞を眺めて

(きみのことまたかんがえためいき)

君のことまた考え　ため息

(みずごころあればきみのこころしだい)

水心あれば　君の心次第

(こっちのみずはあまいよ)

こっちの水は甘いよ

(そのこえｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

その声 valentine

(きかせてｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

聴かせて valentine

(ぬれたかみをやわらかくなでる)

濡れた髪を　柔らかく撫でる

(あまおとｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

雨音valentine

(もうずっとこのままできみをはなしたくない)

もうずっとこのままで君を離したくない

(なみだかおるまちきみがねむっても)

涙香る街　君が眠っても

(ちょこれいとあじのといきかわしても)

チョコレイト味の　吐息交わしても

(かわききらないおもいがにじんで)

乾ききらない想いが滲んで

(そのてでｖａｌｅｎｔｉｎｅそのてでｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

その手で valentine　その手で valentine

(とかしてｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

溶かして valentine

(ひえたこころあたたかくつつみこむ)

冷えた心　暖かく包み込む

(あまおとｖａｌｅｎｔｉｎｅ)

雨音valentine

(もうすこしこのままできみをかんじていたい)

もう少しこのままで君を感じていたい

(みつめたひとみににじがかかるまで)

見つめた瞳に虹が掛かるまで

(なみだかおるまちきみがねむっても)

涙香る街　君が眠っても