星座の歴史
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アマチュア🅗 | 2884 | タイパー初心者 | 3.0 | 93.5% | 729.4 | 2261 | 157 | 36 | 2024/10/08 |
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問題文
(むかしのひとびとは、あかるいほしをむすんでせいざをおもいえがきました。)
昔の人々は、明るい星を結んで星座を思い描きました。
(せいざをつくったのは、しゅめーるじんというせつもありますが、)
星座を作ったのは、シュメール人という説もありますが、
(いっぱんてきには、やく5000ねんまえ、ばびろにあのひつじかいたちによって、)
一般的には、約五千年前、バビロニアの羊飼いたちによって、
(つくられたのがさいしょといわれています。はじめのころは、)
作られたのが最初と言われています。始めのころは、
(12せいざでしたが、そのあと、48せいざにふえました。)
十二星座でしたが、その後、四十八星座に増えました。
(17せいきに、おらんだでぼうえんきょうがはつめいされ、)
十七世紀に、オランダで望遠鏡が発明され、
(くらいほしもかんそくできるようになると、)
暗い星も観測できるようになると、
(48せいざのすきまにもあたらしいせいざがつくられるように)
四十八星座のすきまにも新しい星座が作られるように
(なりました。そのころ、ほしをみつけるたびに、こんなかいわがかわされたかも)
なりました。そのころ、星を見つけるたびに、こんな会話が交わされたかも
(しれません。「あたらしいほしをみつけたぞ。」「だめ。それは、おらんだ。」)
しれません。「新しい星を見つけたぞ。」「だめ。それは、おらンダ。」
(それまでは、せいざというと、きたはんきゅうのものにかぎられていました。)
それまでは、星座というと、北半球のものに限られていました。
(しかし、いままでしられていなかったみなみはんきゅうのせいざがしょうかいされるようになると、)
しかし、今まで知られていなかった南半球の星座が紹介されるようになると、
(しんせいざづくりのぶーむがおこりました。)
新星座作りのブームが起こりました。
(なぜせいざがたくさんつくられたのかというと、20せいきのはじめまでは、)
なぜ星座がたくさん作られたのかというと、二十世紀の始めまでは、
(せいざをつくることにきまりがなく、だれでもかんたんにつくることができたからです。)
星座を作ることに決まりがなく、誰でも簡単に作ることができたからです。
(いちじは120ものせいざがつくられたことがあり、あまりのおおさにこんらんがおき)
一時は百二十もの星座が作られたことがあり、あまりの多さに混乱が起き
(てしまいました。そこで、20せいきになってから、こくさいてんもんがくれんごうによって、)
てしまいました。そこで、二十世紀になってから、国際天文学連合によって、
(88のせいざにとういつされ、せいざのきょうかいもさだめられることになりました。)
八十八の星座に統一され、星座の境界も定められることになりました。
(げんざい、わたしたちがしたしんでいるせいざは、このときにさだめられたものです。)
現在、私たちが親しんでいる星座は、このときに定められたものです。
(せいざは、しんわとともにしょうかいされることがおおいため、せいようのものとおもわれがちですが、)
星座は、神話とともに紹介されることが多いため、西洋のものと思われがちです
(こだいのいんどやちゅうごくにもどくじのものがあります。)
古代のインドや中国にも独自のものがあります。
(ちゅうごくのせいざは、7、8せいきごろ、にほんにもつたえられたようで、)
中国の星座は、七、八世紀ごろ、日本にも伝えられたようで、
(にほんでは、めいじじだいにせいようのてんもんがくがどうにゅうされるまで、)
日本では、明治時代に西洋の天文学が導入されるまで、
(ずっとちゅうごくのせいざがつかわれてきました。また、むかしからせいざは、じこくをはかり、)
ずっと中国の星座が使われてきました。また、昔から星座は、時刻をはかり、
(きせつのうつりかわりをしり、のうこうのじきをつたえるやくわりをはたしてきました。)
季節の移り変わりを知り、農耕の時期を伝える役割を果たしてきました。
(うみにかこまれたとちにすむひとびとは、ひろいうみをこうかいするときに、ほしをかんそくしていちや)
海に囲まれた土地に住む人々は、広い海を航海するときに、星を観測して位置や
(ほうがくをたしかめるのにもつかっていました。ですから、せいざのなまえも、)
方角を確かめるのにも使っていました。ですから、星座の名前も、
(そのとちどくじのよびながかずおおくありました。しきをつうじてあかるくみえる)
その土地独自の呼び名が数多くありました。四季を通じて明るく見える
(おりおんざは、せかいかくちでさまざまななまえがつけられています。にほんでは、)
オリオン座は、世界各地でさまざまな名前がつけられています。日本では、
(そのかたちからつづみぼしとよばれていました。また、おりおんざのひだりうえにあるあかい)
その形から鼓星と呼ばれていました。また、オリオン座の左上にある赤い
(ほしはへいけぼし、みぎしたにあるしろいほしはげんじぼしともよばれていました。)
星は平家星、右下にある白い星は源氏星とも呼ばれていました。
(これはへいけのはたのいろがあか、げんじのはたのいろがしろだったからです。)
これは平家の旗の色が赤、源氏の旗の色が白だったからです。
(さまざまなそうぞうをふくらませてくれるせいざを、たまにはせいざしてしみじみながめて)
さまざまな想像をふくらませてくれる星座を、たまには正座してしみじみ眺めて
(みるのもいいかもしれません。あれはおおきいからおとうさんぼし。あっちはきれいだ)
みるのもいいかもしれません。あれは大きいからお父さん星。あっちはきれいだ
(からおかあさんぼし。これはしょっぱいからうめぼし。ここにあるながいのはものほし。)
からお母さん星。これはしょっぱいから梅干し。ここにある長いのは物干し。
(あたまにかぶっているのはただのぼうし。)
頭にかぶっているのはただの帽子。