必殺仕置人!サブタイトル篇

(いのちをうってさらしくび)

いのちを売ってさらし首

(ろうやでのこすちのねがい)

牢屋でのこす血のねがい

(はみだしものになさけなし)

はみだし者に情なし

(にんげんのくずやおはらい)

人間のクズやお払い

(ほとけのくびになわかけろ)

仏の首にナワかけろ

(へいにかかれたうらみもじ)

塀に書かれた恨み文字

(とじたまなこにふかいふち)

閉じたまなこに深い渕

(ちからをかわすつゆのくさ)

力をかわす露の草

(りようするやつされるやつ)

利用する奴される奴

(ぬのじぬすびとぬればいろ)

ぬの地ぬす人ぬれば色

(るけいのかげにしかけあり)

流刑のかげに仕掛あり

(おんなひとりのじごくたび)

女ひとりの地獄旅

(わるいやつほどよくみえる)

悪いやつほどよく見える

(かけたいのちのかわらばん)

賭けた命のかわら版

(よるがきばむくひとつやど)

夜がキバむく一つ宿

(だいあくとうのにせなみだ)

大悪党のニセ涙

(れんじょうすててしのねがい)

恋情すてて死の願い

(そなえはできたいざしおき)

備えはできたいざ仕置

(つみもにくんでひとにくむ)

罪も憎んで人憎む

(ねらうおんなをやみがさく)

狙う女を暗が裂く