意味が分かると怖い話49 概要欄に説明あり

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投稿者投稿者天狐いいね9お気に入り登録
プレイ回数4835難易度(4.4) 3967打 長文
今回の話は選りすぐりの怖さがあります。
あれもこれもと突っ込んでいたらめちゃくちゃ長くなってしまいました…その分壮大な物語のままこっちに移せたと思っています!
(ネタを今回もお借りして、自分がこの問題量に合わせて少し文章をアレンジさせていただきました。)
それにしても、これ本当にあったら怖いですよね。そうしてでも奪いたかったのでしょうか…

解説
その行方不明になった友人こそが本当の旦那さんとその両親を殺害し、彼女の夫になりすまして生活していたのです。
カメラを壊したのは夫婦仲をより悪くするためである
半年間も合わなかったのは義母の介護だからではなく、整形するのに時間がかかるから。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 tetsumi 5215 B+ 5.3 97.6% 766.4 4094 97 98 2024/09/16

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問題文

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(おれはいまだいがくせい。)

俺は今大学生。

(よきゆうじんにもめぐまれて、かのじょもいてまさにりあじゅうってやつだ。)

良き友人にも恵まれて、彼女もいてまさにリア充ってやつだ。

(「きょうこのあとどうしようか」)

「今日この後どうしようか」

(とかのじょにといかけると)

と彼女に問いかけると

(「ごはんでもたべにいこうよ」)

「ご飯でも食べに行こうよ」

(という。なんてかわいいかのじょなんだ。)

という。なんて可愛い彼女なんだ。

(そんなたわいもないはなしをしていると、まえからゆうじんがあるいてきた。)

そんなたわいもない話をしていると、前から友人が歩いてきた。

(かるくおはなしをしてそのばはすぎた。)

軽くお話をしてその場は過ぎた。

(そして、おれらはだいがくをそつぎょうして、そのかのじょとけっこんした。)

そして、俺らは大学を卒業して、その彼女と結婚した。

(そして、けっこんしてことしで5ねんになる。)

そして、結婚して今年で5年になる。

(しかし、けっこんして5ねんたったおれらのふうふなかはほんとさいあく。)

しかし、結婚して5年たった俺らの夫婦仲はほんと最悪。

(りゆうとしては、)

理由としては、

(つまがべんごしになって、かぞくよりしごとをゆうせんさせているのが)

妻が弁護士になって、家族より仕事を優先させているのが

(さいだいのげんいんといえるだろう。)

最大の原因といえるだろう。

(もうすこしこっちにもじかんをさいてほしいものだ。)

もう少しこっちにも時間を割いてほしいものだ。

(しかし、おれだっておにじゃないし、なかよくしたい。)

しかし、俺だって鬼じゃないし、仲良くしたい。

(おれとのじかんさえつくってくれれば、それでおれはまんぞくだ。)

俺との時間さえ作ってくれれば、それで俺は満足だ。

(ほかになにものぞむものはない。)

他に何も望むものはない。

(おれはきょう、しごとがなかったので、ゆうじんのaをいえによびあそんでいた。)

俺は今日、仕事がなかったので、友人のAを家に呼び遊んでいた。

(そのことはつまもしっている。)

そのことは妻も知っている。

など

(そして、そのaがかえったといれかわりくらいにつまがかえってきた。)

そして、そのAが帰ったと入れ替わりくらいに妻が帰ってきた。

(おれはaがかえってからはじしつにこもってげーむをしていた。)

俺はAが帰ってからは自室にこもってゲームをしていた。

(つまはおれにすこしいかりぎみではなしかけてくる。)

妻は俺に少し怒り気味で話しかけてくる。

(つまのゆいいつのしゅみはかめらでしゃしんをとること。)

妻の唯一の趣味はカメラで写真を撮ること。

(どうやらそのかめらのなかでもおきにいりのかめらがこわれていたという。)

どうやらそのカメラの中でもお気に入りのカメラが壊れていたという。

(しかし、おれはやってなどいない。)

しかし、俺はやってなどいない。

(でも、つまはおれがやったとおもいこんでまくしたてるようにせめてくる。)

でも、妻は俺がやったと思いこんでまくしたてるように攻めてくる。

(これいじょうなにをいってもむだだとおもったおれは、)

これ以上何を言っても無駄だと思った俺は、

(「あしたからaとりょこうにいくことになってるんだ。もうねるよ。」)

「明日からAと旅行に行くことになってるんだ。もう寝るよ。」

(といってべっどにいこうとした。)

と言ってベッドに行こうとした。

(そうするとつまは)

そうすると妻は

(「ふまんがあるならいえばいいじゃない!」)

「不満があるなら言えばいいじゃない!」

(といってきた。なのでおれは、)

と言ってきた。なので俺は、

(「じぶんがしごとにほうけてばかりいるじかくはあるんだな。」)

「自分が仕事に呆けてばかりいる自覚はあるんだな。」

(といいはなってそのひはねた。)

と言い放ってその日は寝た。

(~ここからかのじょしてんになる~)

~ここから彼女視点になる~

(かれがりょこうにでてから4にちがたった。)

彼が旅行に出てから4日がたった。

(ほんらいならあしたかえってくるはず。)

本来なら明日帰ってくるはず。

(いつものようにいえのぽすとをのぞくと、なんとかれからてがみがとどいていた。)

いつものように家のポストを除くと、なんと彼から手紙が届いていた。

(いつもならめーるでようけんだけかいておくるくせになんでてがみなんだろうと)

いつもならメールで用件だけ書いて送るくせになんで手紙なんだろうと

(おもって、しゃざいのてがみなんだろうか。そうおもってあけてみると、)

思って、謝罪の手紙なんだろうか。そう思って開けてみると、

(ぎぼがおおけがをして、そのせわをしないといけないので、)

義母が大けがをして、その世話をしないといけないので、

(あとはんとしはかえれない。)

あと半年は帰れない。

(ぎぼがこのすがたをみられたくないといっているので、)

義母がこの姿を見られたくないと言っているので、

(みまいにはこないでくれ。)

見舞いには来ないでくれ。

(とのことだった。)

とのことだった。

(ほんらいならあいにいくべきだし、)

本来なら会いに行くべきだし、

(おせわになっているぎぼにあいさつしにいくべきなのだが、)

お世話になっている義母にあいさつしに行くべきなのだが、

(すぐにだんなとけんかになりかねないとおもったわたしは、めーるで)

すぐに旦那とけんかになりかねないと思った私は、メールで

(「ゆっくりとおやこうこうしてあげてください。」)

「ゆっくりと親孝行してあげてください。」

(とおくった。)

と送った。

(こうしてまよっているときもかれからのへんしんはなく、)

こうして迷っている時も彼からの返信はなく、

(きづけばはんとしがすぎていた。)

気付けば半年が過ぎていた。

(そしてあるひ、かれがとつぜんかえってきたんです。)

そしてある日、彼が突然帰ってきたんです。

(「もうおかあさんはだいじょうぶなの?」)

「もうお義母さんは大丈夫なの?」

(「ああ、もうだいじょうぶだよ」)

「ああ、もう大丈夫だよ」

(「それよりもさ、かめらのけんなんだけど、ほんとうにごめん。」)

「それよりもさ、カメラの件なんだけど、本当にごめん。」

(「ほんらいならすぐにあやまるべきだった。」)

「本来ならすぐに謝るべきだった。」

(「わたしもあのときけんかごしになってごめんね。」)

「私もあの時喧嘩腰になってごめんね。」

(といって、かめらのけんはかいけつした。)

と言って、カメラの件は解決した。

(そして、そのあとのわたしたちはなぜか、)

そして、その後の私たちはなぜか、

(いままでにないくらいなかがよくなりました。)

今までにないくらい仲が良くなりました。

(そしてかれがあるていあんをしてきました。)

そして彼がある提案をしてきました。

(それは、いそがしいのならふたりのじかんをふやすためにも、)

それは、忙しいのなら二人の時間を増やすためにも、

(りょうりやせんたくなどをがいちゅうにまかせようというもの。)

料理や洗濯などを外注に任せようというもの。

(わたしがいくらいってもかたくなにきょひしていたのに。)

私がいくら言ってもかたくなに拒否していたのに。

(わたしはすぐにさんせいした。)

私はすぐに賛成した。

(そしてもうひとつ、)

そしてもう一つ、

(なんとかれもべんごしのしかくをとったのだという。)

なんと彼も弁護士の資格を取ったのだという。

(だからこれからはいっしょにはたらけるとのこと。)

だからこれからは一緒に働けるとのこと。

(もうさいようされているとかれはいった。)

もう採用されていると彼は言った。

(そのことばどおり、かれはせいかつめんだけではなく、)

その言葉通り、彼は生活面だけではなく、

(しごとめんのほうでもさぽーとしてくれるようになったんです。)

仕事面のほうでもサポートしてくれるようになったんです。

(もちろん、すこしおもいとかんじてしまうときだってあります。)

もちろん、少し重いと感じてしまう時だってあります。

(すこしわがままだとおもわれるかもしれませんが、)

少しわがままだと思われるかもしれませんが、

(かれはげんかんでわたしのかえりをずっとまってるし、)

彼は玄関で私の帰りをずっと待ってるし、

(わたしがおふろにはいっているあいだだって、かならずすまほちぇっくをされるんです。)

私がお風呂に入っている間だって、必ずスマホチェックをされるんです。

(でもそんなあいじょうにあふれたかれのこうどうにもなれはじめたあるひ、)

でもそんな愛情にあふれた彼の行動にも慣れ始めたある日、

(かれがいつもねているべっどのよこににっきがあったんです。)

彼がいつも寝ているベッドの横に日記があったんです。

(ひとのにっきをのぞきみするなんてわるいことだとわかってはいるものの、)

人の日記をのぞき見するなんて悪いことだとわかってはいるものの、

(いつもすまほもみてるし、これくらいいいよねといってみてみたんです。)

いつもスマホも見てるし、これくらいいいよねと言ってみてみたんです。

(そのにっきのないようはほんとうにひどいもので、)

その日記の内容は本当にひどいもので、

(「あいつ、おれにぬれぎぬきせやがって、もうりこんしてやる」)

「あいつ、俺に濡れ衣着せやがって、もう離婚してやる」

(みたいなことがつらつらとかかれていたんです。)

みたいなことがつらつらと書かれていたんです。

(わたしのあたまにあることがよぎりました。)

私の頭にあることがよぎりました。

(そしてごじつかれのじたくとaのけいたいにでんわしてみたんです。)

そして後日彼の自宅とAの携帯に電話してみたんです。

(するとおかけになったでんわばんごうは~っていわれて。)

するとおかけになった電話番号は~って言われて。

(すこししらべてみると、)

少し調べてみると、

(はんとしほどまえからふたりともゆくえふめいになっていることがわかったのです。)

半年ほど前から二人とも行方不明になっていることが分かったのです。

(こうして、わたしのぎわくはいともかんたんにかくしんへとかわりました。)

こうして、私の疑惑はいとも簡単に確信へと変わりました。

(そしてきょうもわたしはいえにかえります。)

そして今日も私は家に帰ります。

(「これからも、あらためてよろしくね。」)

「これからも、改めてよろしくね。」

(するとかれが)

すると彼が

(「なにかきづいたのかい?」)

「何か気付いたのかい?」

(ときいてきたので、わたしは)

と聞いてきたので、私は

(「なにもきづいてないよ、ただいってみようとおもってね。ごはんにしよう?」)

「何も気づいてないよ、ただ言ってみようと思ってね。ご飯にしよう?」

(こうしたせいかつがおくれるので、)

こうした生活が送れるので、

(わたしはやっぱりむかしよりいまのせいかつのほうがしあわせです。)

私はやっぱり昔より今の生活のほうが幸せです。

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