嘘

(このときこそだいじにしなきゃ)

この時こそ大事にしなきゃ

(とかいってなんだかんだ)

とか言ってなんだかんだ

(わすれてしまった)

忘れてしまった

(あしたのこときのうのことばも)

明日の事 昨日の言葉も

(みずにながしたくなるきょう)

水に流したくなる今日

(どーなってもいいとか)

どーなってもいいとか

(くだらないうそでごまかした)

下らない嘘で誤魔化した

(ありのままのしんじつをいったら)

ありのままの真実を言ったら

(うそもひつようだときみがいうんだ)

嘘も必要だと君が言うんだ

(みせかけたあわいことばでさ)

みせかけた淡い言葉でさ

(すてきれないなにかをかかえてるんだ)

捨てきれない何かを抱えてるんだ

(みかんせいなぼくらなんだ)

未完成な僕らなんだ

(そっとしててくれよ)

そっとしててくれよ

(もうわかってほしいことばも)

もう分かってほしい言葉も

(きもちもすべて)

気持ちも全て

(いたいけなうそとそっとしまってくれよ)

幼気な嘘とそっと仕舞ってくれよ

(もういやなことばっかでも)

もう嫌なことばっかでも

(あしたがほしい)

明日が欲しい

(ねぇわすれるくらい)

ねぇ忘れるくらい

(このままわらっていたい)

このまま笑っていたい

(わかんないくらいはしゃいでたって)

わかんないくらいはしゃいでたって

(さびしさはまだもどらない)

寂しさはまだ戻らない

(ごまかさないで)

誤魔化さないで

(あのひあのときにみたなにかを)

あの日あの時に見た何かを

(いまでもおぼえてとどけてるだけ)

今でも覚えて届けてるだけ

(おもうことをおもえばいいと)

思うことを思えばいいと

(いったこわいろはふぁんたじー)

言った声色はファンタジー

(さびしさがはにー)

寂しさがハニー

(おとぎばなしに)

おとぎ話に

(だまされてもなお)

騙されても尚

(さがしだすすとーりー)

探し出すストーリー

(きっとをたよりに)

「きっと」を頼りに

(うれいとなりに)

憂い隣に

(さがしだしてくふたりのかたち)

探し出してく二人の形

(にじいろのそらをみていた)

虹色の空を見ていた

(あまいうつくしさに)

甘い美しさに

(ひかれてたんだ)

惹かれてたんだ

(みかんせいなぼくらなんだ)

未完成な僕らなんだ

(そっとしててくれよ)

そっとしててくれよ

(うたっていたいことばも)

歌っていたい言葉も

(きもちもすべて)

気持ちも全て

(いたいけなうそとそっととどいてくれよ)

幼気な嘘とそっと届いてくれよ

(もういやなことばっかでも)

もう嫌なことばっかでも

(あしたがほしい)

明日が欲しい

(どうしようもないかこをかかえ)

どうしようもない過去を抱え

(くすぶっているんだ)

燻ぶっているんだ

(うそつきなぼくらは)

嘘つきな僕らは

(つきをみあげてる)

月を見上げてる

(もうせかいのやさしさが)

もう世界の優しさが

(すなにならないように)

砂にならないように

(てのひらかさねてうたっているんだ)

手のひら重ねて歌っているんだ

(みかんせいなぼくらなんだ)

未完成な僕らなんだ

(そっとしててくれよ)

そっとしててくれよ

(もうわかってほしいことばも)

もう分かってほしい言葉も

(きもちもすべて)

気持ちも全て

(いたいけなうそとそっとしまってくれよ)

幼気な嘘とそっと仕舞ってくれよ

(もういやなことばっかでも)

もう嫌なことばっかでも

(あしたがほしい)

明日が欲しい

(ねぇわすれるくらい)

ねぇ忘れるくらい

(このままわらっていたい)

このまま笑っていたい

(わかんないくらいはしゃいでたって)

わかんないくらいはしゃいでたって

(さびしさはまだもどらない)

寂しさはまだ戻らない

(ごまかさないで)

誤魔化さないで